「香り かぐわしき名宝展」
上野公園を歩き稽古しようと行ったものの、人出が多く、泥棒の噺はあまりにも危険なので断念しました。
そして、私の徘徊も、とうとう憧れ?の東京藝術大学に行くことになりましたよ。
この美術館で開催されている「香り かぐわしき名宝展」に。
仏教は、「音」と「光」と「香り」の3つが重要な要素になっているそうです。
この展覧会では、香木や香の道具などだけでなく、香りにまつわる日本画まで、数多くの展示が行われていました。
お香というのは、嗅ぐと言わずに「聞く」といい、「香道」には、「御家流」と「志野流」の2流派があるそうです。
なかなかいい雰囲気で、とても豊かな気持ちになりました。
鏑木清方の「伽羅」や上村松園の「楚蓮香之図」、速水御舟の「夜梅」が気に入り、それぞれの絵葉書を買いました。
そうそう、ついでに匂い袋も衝動買い。
明日の発表会の鞄の中に入れて行こう・・。
同じ上野の山ですが、すぐ近くではパンダで賑わっていますが、上野桜木まで来ますと、静かな雰囲気ですよ。