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2011年5月26日 (木)

師匠のコメント


千早亭の稽古会のことが、師匠のプログでアップされています。
私の「佃祭」のこともありました。
 させ稽古、永久[佃祭]。
 東北大落研OB会で口演するという出し物を稽古。
 熱心さはその稽古の高座にも現れていて、噺の状況設定が
 しっかりとしてきた。

・・・そうなんです。「噺の状況設定」なんです。
今回のチャレンジの"肝"というか、テーマとでもいうのか、噺を作り上げるプロセスで、自分の形を確立したいと思います。
これが出来るようになれば、新ネタを質を落とさずに量産することが出来るはずです。
そのためには、自分の語り口に幅と深みを出し、自分自身を磨くことだと思います。
それでないと、状況を設定しても、私の了見や感情が移入されず、質の高い噺を作り上げることが出来ません。
・・・そうか、本当の芸というのはそういうことなのか。
何となく分かりかけて来た感じがします。

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