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2011年5月28日 (土)

「昭和の名人完結編」(8)

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「出たとこ勝負、論理より感性の人」なんていう紹介の見出しがあります。
感性の人というのは分かりますが、出たとこ勝負というのは・・・。
 ◇ 文違い       金原亭馬生
 ◇ 花見の仇討ち   金原亭馬生
 ◇ ざるや       金原亭馬生
父は、誰もが認める昭和の名人五代目古今亭志ん生。
弟は、落語界のプリンス三代目古今亭志ん朝。
娘は、女優の池波志乃。
年齢よりも老けて見えた(見せていた)師匠で、亡くなったのはまだ55歳だったはずで、今の私とほとんど変わりません。
この世界では、間違いなく夭逝だと思います。
この師匠の良さは、没後にさらに認められた気がします。
私は、落研が主催した師匠の独演会で、高座返しを勤めましたから、強烈なインパクトがあります。
この時の演目は、昼夜で「干物箱」「明烏」「抜け雀」「柳田角之進」でした。

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