« 八十八夜 | トップページ | からくり儀右衛門 »

2011年5月 3日 (火)

江戸落語 誕生と発展

Photo_3

延広 真治著「江戸落語 誕生と発展」 (講談社学術文庫・1,050円)
鹿野武左衛門、鳥亭焉馬、三笑亭可楽、林屋正蔵…。
江戸落語の立役者たち。
元禄期に遡る落語は、始祖武左衛門の流罪で途絶。
棟梁にして、熱狂的団十郎贔屓の焉馬が、「咄の会」を運営、中興の祖になるのが百年後。
机から高座への移行、短い落とし咄の連結、狂歌との関連、寄席の登場、怪談の導入等々、落語形成過程を克明に活写。
江戸落語の歴史。

« 八十八夜 | トップページ | からくり儀右衛門 »

書籍・CD・DVD」カテゴリの記事