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2011年5月22日 (日)

落語はやおき亭

古い新作落語という表現が面白いですね。
いかに「古典落語」という定義や概念が曖昧かというのが分かります。

◇ ぜんざい公社      桂小南

この噺は、明治時代に作られたそうです。
この噺は、やはり「新作落語」かなあ・・・。
舞台がお役所で、明治以降が舞台になっているからでしょうか・・。
例えば、一連の圓朝物は、当時「新作」で売っていたのですが、今「牡丹灯籠」や「双蝶々」を「新作」とは言いません。
さりとて「古典」とも言わない。
「反対俥」や「かんしゃく」、「素人鰻」なども、明治以降が舞台です。
落語に詳しくない人が、私が落語好きだと知ると、よく「やはり古典をお演りになるのですか?」お尋ねになります。
この場合、「古典落語」という言葉と、世間一般の「古典」のイメージが混じり合って、何となく格式の高い部分を演っているような答えを期待したような質問になる訳です。
「新作」という言葉は明治時代。
「古典」という言葉は昭和になってから使われ始めたものですから。

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