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2011年5月23日 (月)

善意とは・・・?

震災の被災者・被災地に対する様々な支援や励ましというのは、人として当然のことだと思いますが、勘違いか空回りか、人の道を外してしまう愚かな輩も少なからずいるようです。
目的と手段の区別がつかず、手段が目的化してしまった教師の所業を聞いて驚きました。
某県某市の市立中学の学級で、担任教諭が、生徒会が企画した東日本大震災の義援金集めで寄付をしなかった生徒計約20人の名前を教室の黒板に掲示していたそうです。
同校では保護者からの苦情で取り外したようです。
義援金集めは被災地を支援しようと生徒会が企画。
全生徒に募金を呼びかけるチラシを配り、11日から17日まで1人200円以上を納めるよう呼びかけた。
受け付けは17日朝までだったが、同日の帰りの会で担任教諭2人が、納めていない生徒計約20人の名前を紙に書いて黒板に貼って寄付を促した。
担任は納付した生徒の名前をチェックしており、約15人の生徒が掲示後に寄付したという。
校長は取材に対し、「生徒全員が全会一致で決めたので任意の募金ではないと考えていた。宿題を忘れた人への注意喚起と同じ感覚だったが、保護者や生徒に不安を与えたなら責任を感じる」と話している。

まずもってお馬鹿なのは教師ですが、校長のコメントもおかしい。
そもそも、全会一致というのは、みんなで寄付活動をやろうという意向の集約であって、強制力を持った瞬間に、善意の寄付活動でなくなるぐらいの社会常識を、ただ"まれただけの"校長には分からないのでしょう。
これなら「佃祭」の与太郎のほうがずっと賢いし、人の道を弁えています。
この中学校の生徒たちも不幸ですね。
誰か助けてあげないと・・・。

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