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2011年5月15日 (日)

花色木綿


さて、プログラム2番目の千早亭永久「花色木綿」は・・?
やはり高座と言うのは魔物が棲んでいるという気がします。
自分で受けるだろうと思っている場所と、実際に受けた場所というのは、本当に一致しないものです。
特に、今回のような前座噺・滑稽噺というのは、なかなか読みづらいものです。
まず、私の定番「空席以外は全て満席で・・」から入り、「三ぼう」のマクラで小噺を4つ。
このあたりは、まずまず受けていたと思います。
これから、いよいよ本題に入ります。
「花色木綿」は、大きく分けて3つの場面に分けることが出来ます。
まず、主人公の間抜けな泥棒と親分との会話。
師匠から、3度言う「それが親分大笑い!」の台詞の区別と、私の悪い癖が出ないようにと。Img_60887_3824617_2
次のシーンは、留守の家を探し、行った先々の家での場面。
師匠からは、視線の高さを指摘されていました。
それから、羊羹を食べる仕草と、まだ買ったばかりの下駄を履いて来るのを忘れたドジの様子の表現も。
最後が、長屋の住人(八五郎?)と大家さんとの会話のシーンです。
師匠からは、「裏が花色木綿」の言い方と変化のつけ方、上げ板の下へ隠れる仕草、そこから出て来る時の仕草、筆の持ち方等々・・、色々宿題がありました。
滑稽噺というのは、本当に手応えが分からず、果たして出来が良かったのかどうかも、よく分かりません。
得意な噺だったのですが、歳を取って来て、ちょっと不安になって来ました。
師匠から、「稽古不足じゃないの」なんて思われたかもしれません。
でも、楽しく演ることが出来ました。
今回も、快適な疲れ・気だるさを感じながら、いつものバッグを肩に掛けて帰りました。
あのダラダラ一人歩く感覚が好きなのです。

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