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2011年4月27日 (水)

師匠のコメント

昨日は、千早亭(扇子っ子連)の稽古日でしたが、仕事の都合で行くことができませんでした。
5月15日の発表会に向けて、残りあと2回の稽古です。
師匠のブログに、こんなコメントがありました。
 あたしは稽古人に「しっかりと覚えよう」と教えている。
 それは「ちゃんと丸暗記しろ」という意味ではない。
 「情景、感情をしっかりと掴んで言葉を発せよ」ということ。
 こういう稽古が出来ると、ありがたいのだが、、。
落語っ子連の稽古会でも、常々仰っていることです。
「活字で覚えちゃいけないよ。生きた言葉で覚えるんだよ。」
先日の稽古で、「元犬」の感情設定、「明烏」のポジショニングが話題になり、詳細にご指導くださいましたが、本当に一貫しています。
私の悪い癖の、台詞の途中で突然「素」が出るというのも、こういう観点で、厳しく仰っているのだと思います。
落語っ子連の発表会の時にいただいた難しい宿題。
「甲府ぃ」の主人公善吉の心や行動の変化をどう描くか・・・。
これも、そうなんでしょう。
勉強になります。

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