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2011年3月 5日 (土)

甲府ぃ

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「甲府ぃ」・・・、取り立てて面白い訳でもなく、ストーリー展開が激しい訳でもなく、ごく穏やかな噺で・・・。
それだけに、やり方によっては、お客さまがだらけてしまい、つまらないものにもなりかねないという噺・・・。
甲府・身延山・お祖師様(日蓮上人)という、故郷のお馴染みが出て来るということで、学生時代に覚えて、その後自身の結婚披露宴の余興の最初に、新郎自身が演ったという、縁のある噺なんです。
その時に、同期の「宝亭六方」さんと「多趣味亭こり生」さんに、披露口上をやってもらったりして、思い出深い噺です。
今回は、当時の記憶を頼りに、ネタ帳を作らず(紙に落とさずに)にやってみました。
師匠がよく仰っている「活字で覚えちゃいけないよ。感情(了見・感性)で覚えなくては。」を、私なりに咀嚼したつもりでチャレンジしたという訳です。
恐らく、若い頃にちょっとだけでも触れていたから、何とか口から出て来たのでしょう。
(実は、来週の扇子っ子連の発表会での「花色木綿」も同じなんです。)
思えば、昨年は「浜野矩随」をやり、師匠からお褒めの言葉をいただいたので、今年の緊張もかなりのものでした。
不思議なことに、出来良し悪しは全くわかりません。
大きな失敗もないかわりに、大きな手応えもあったような気もせず・・・。Rimg0034
・・師匠のコメントは、まず「(師匠の最初の師匠である)柳枝の十八番の噺をやってくれて、とても懐かしかったよ」・・。
それから、「流三さん、この噺の難しさが分かる?」みたいな質問だったと思います。
「・・・・? はっ?」
「この噺の主人公はね、物凄い堅物なんだよ。その男が、最後には洒落(オチ)を言うことがW出来るようになる。その心理や様子の変化を表現してもらいたい。」
「・・・。? えっ? は、はいっ・・・。」・・・。
これ、かなり高いハードルだとおもうのでありますが・・・。

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