商人さん(悋気の火の玉)
商人さんは、前回からの参加で、今回が2度目の出演です。
今回の「悋気の火の玉」は、自身で選んだ噺でもあり、随分力が入っていました。
とにかく、何度も何度も稽古して、ネタ帳がボロボロになるほどです。
(誰かさんに、爪の垢でも煎じて飲ませたい。)
前回は初めてで無我夢中だったでしょうが、2度目の今回は、様子も分かって、色々な欲が出て来ると同時に、プレッシャーも大きくなって来たことでしょう。
楽屋でも、高座に上がる直前まで、おさらいをしていました。
ご本人としては、あまり満足の行く出来映えではなかったようで、やや沈んでいたようでしたが、気落ちなんてとんでもありません。
師匠もコメントされていましたが、声も大きく、取り組む姿勢も素晴らしく、とても楽しい一席でした。
出来・不出来は、師匠のようなベテランの大看板の噺家さんでもあるそうですから。
初回から裏を返したんだから、馴染みにならないといけません。
「落語っ子連」カテゴリの記事
- 深川三流亭 in ティアラこうとう(2020.09.07)
- 深川三流亭 in ティアラこうとう(2020.07.16)
- 落語っ子連稽古会(2020.06.28)
- 深川三流亭のチラシ(案)(2020.06.25)
- 落語っ子連稽古会(2020.06.14)