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2011年3月30日 (水)

お初徳兵衛浮名桟橋

またまた唐突ですが、昨夜は「お初徳兵衛浮名桟橋(うきなのさんばし)」を聴いて寝ました。Photo
遊びが過ぎて勘当された若旦那の「徳兵衛」は、いつも世話をしていた柳橋の船宿に転がり込み、居候の身の上。
そのうちに「船頭になりたい」と言い出すが、親方は「やめておきなさい」と意見をする。
しかし、本人の意志は固く、とうとう船頭になってしまう。
それから数年。
色々しくじりはあったものの、今では立派な船頭になった徳兵衛は、男ぶりがいいこともあって、柳橋芸者の間で人気者になっている。
ある日、売れっ子芸者の「お初」を乗せて吉原へ向かうが、途中、にわかの土砂降りに襲われ、船を岸につけてしばし休息することに。
二人きりの時が流れる中、お初は「あなたのことを七年前から知っている」と意外なことを言い出す。
まだ船頭になる前の徳兵衛を見掛け、見そめていたのだという。
そこへ落雷。驚いたお初は徳兵衛に抱きつく・・・。
「お初」と「徳兵衛」のカップルは近松門左衛門の浄瑠璃「曽根崎心中」から出ていて、この浄瑠璃から登場人物の名を借りて作られたのが人情噺「お初徳兵衛浮名桟橋」という訳。
お初と徳兵衛の馴れ初めの部分がこの一席。
実は、この噺よりも、さらに明治期に改作され、現行の滑稽噺「船徳」の方が有名です。
お初の色っぽさ、徳兵衛の粋な感じを表現するのが見せ場。
船の中、芸者と船頭が二人きりの空気と、豪雨や雷の描写をカットバックし、情景が目に浮かんで来るような・・・。色っぽい噺。
これ、ある思いがあってやってみようかと考え始めていますが・・・。

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