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2011年2月28日 (月)

心臓移植

先日、あるお医者さんが亡くなったそうです。
1968(昭和43)年に日本で初めての心臓移植を行い、その是非を巡って強い批判も浴びた先生です。88歳だったそうです。Photo
海でおぼれた大学生の心臓を、心臓弁膜症と診断された18歳の男性に移植することに成功し、マスコミはこれをこぞって賞賛しました。
心臓移植は、世界でも30例目だったそうです。
ところが、移植から83日目に患者さんが死去。
その後、患者さんの心臓病は本当に移植をしなければならないほど重症だったのか、臓器提供者は本当に脳死だったのか、といった疑問が大学内部からも噴出し、殺人の疑いで告発され、マスコミ報道は一転、称賛から批判に転じました。
当時小学生だった私は、子ども心に毀誉褒貶するマスコミに驚いたものでした。
「拒絶反応」なんていう医学言葉を覚えたのも、この出来事だった気がしています。
数年前、部下だった人のお嬢さんが重い心臓の病気で、臓器移植を受けるために渡米したことを思い出しました。
待ち焦がれたドナーが見つかり、手術を受けたのですが、残念ながら19歳の短い命を閉じてしまいました。
医療費を捻出するのに、募金活動などを行ったことを思い出します。

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