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2011年2月21日 (月)

英単語のスペリング

先日、ある本屋さんで、所謂「勘定場」が「cashier」と表示されていました。
私は、英語は全く得意ではありません。
日本語と片言の落語しか分かりません。
どうも、「cashier」のスペリングが気になっていました。
「i」が入るのかなぁ・・?なんて。
ある、とても英語に詳しい人に、雑談の時にちょいと話してみたところ、「スペリングは正しい!」というコメントと、大変丁寧な説明をしてもらいました。
「cashier」は銀行の出納係、英国だと「teller」に対応するようです。確かに銀行などの窓口の人を「テラー」と言いますね。
あとは、デパートなどで会計をするカウンターみたいなところが「cashier」だということ。
あの手の本屋さんの会計する場所だったら、「check out counter」ではないかなとのコメントでした。
今度、(海外)出張などで機会があったら、現地ではどんな表示になっているか、確認してくれるそうです。
さらに専門的に言うと、「cashier」という単語は、純粋な英語(ゲルマン系のスペリング)ではないようで、どうやら、中世フランス語「caissier~金庫の管理人」から来ているようです。
英語も、日本語が大陸(中国)から影響をうけているのと同様、ラテン語系の言語(特に、歴史的経緯からフランス語)からの借入語が多く含まれているそうで、「cashier」もその一つだったとさ・・・。
また少し、お利口さんになりました。
This is a pen.

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