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2011年1月10日 (月)

高座翌日の恥かしい話

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いやいや、偉そうなことを言っても、お客さんの前、しかも全く未知の場所で演らせてもらう機会なんて、そうそうありませんから、噺そのものの出来云々よりも、かなりの緊張状態だったようで、かなり疲れました。
OB落語会にしても、落語っ子連の発表会にしても、仲間と一緒ですし、客席にも知った顔が来てくださっている。
学士会落語会の記念公演も、先輩方の激励を受けて、まるで大学代表のような雰囲気もありましたが、他大学出身の出演者の方々もいて、楽屋で同じ緊張感を共有できました。
師匠の前座を勤めさせていただいた時は、お客さまは木戸銭を払って来てくださっていましたが、当然のことながら師匠が主役の会ですから、ある意味で、立場としては気楽でした。
ところが、昨日は、完全な「遠征」「他流試合」「真剣勝負」だったということに、終わって帰宅してから初めて気がつきました。
・・という訳で、いつものことでもありますが、疲れたので、ちょいと一休みと横になっても、疲労感があっても、緊張感からの興奮状態は続いていて、なかなか眠れない状態でした。
いいように解釈すれば、町会長の言葉にあった「気持ちが入っていた」ことの裏返しなのかもしれません。
若い頃、今までなら、色々なイベントの前日(前夜)には、緊張で眠れないということが、ままありました。
が、最近は、若い頃ほど、人生を左右するような、未知のものに触れるようなイベントも少なくなったこともあるでしょうが、例えば、今回のように明らかな稽古不足や準備不足でも、しっかり眠ることが出来るんです。
その代わり、終わってからの方が眠れなくなる・・・。
クールダウンが必要になる。・・不思議なものです。
・・それから、もうひとつ恥かしい話は、翌日になって、太ももあたりが筋肉痛になっていることです。
昨日は、約40分強、座布団に座りっぱなしで高座を勤めました。
不思議と足は痺れないんです。
学生時代からそうですが、足が痺れて高座を下りるのに苦労した記憶はありません。
「浜野矩随」のような長講の時も、「ねずみ」や「笠と赤い風車」などもそうです。
それから、師匠に稽古していただく時も、最長で1時間近いこともありましたが、いくらか痺れを感じても、立てない・歩けないということもありません。
昨日も、マクラ(自己紹介)・「子ほめ」・「三方一両損」を演った後は、お辞儀をしてから袖に戻りましたが、痺れてはいませんでした。
これも、気持ちの持ちようだと思っています。
プロの噺家さんを見ていて、時々「あぁ、足が痺れているな」と分かる場合が度々あります。
見ていて、やや「あぁぁ、情けないなあ」と思いますね。
ただ、足が痺れないのはいいのですが、翌朝になり、太ももとお尻あたりに、かすかに痛みを感じるのです。
高座というのは、普段使わない筋肉に負担がかかるようです。
あるいは、正座した時に、踵がお尻に食い込んでいる。
だから、翌日になると筋肉痛のようになる・・・。
・・・ということは、まだまだ高座の回数が少ないということ。
痛くなくなるほど、普段使わない筋肉でなくなるほど、高座の機会が増えたら嬉しいと思います。

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