« ラジオ寄席 | トップページ | 唐桟(とうざん) »

2011年1月24日 (月)

一本独鈷(いっぽんどっこ)

Img54627709

帯のことを調べていて知ったこと。
「いっぽんどっこ」って、そういうことだったのかぁ。
「独鈷」とは正式には「独鈷杵(とっこしょ)」と呼ばれる真言密教の法具の一つで、もともとはインドで武器として使われていたものが、様式化されて煩悩を打ち砕く法具とされたもの。
これが文様となったのが「独鈷紋」で、博多織の帯地文様として用いられています。
一本の連続文様を一本独鈷(いっぽんどっこ)、三本のものを三本独鈷というように呼んでいます。
今では一般的に、真ん中に一本ラインの入った男物の帯を「一本独鈷」と言うようです。
昨年末近くに、星野哲郎さんという著名な作詞家が亡くなりました。
「いっぽんどっこの唄」というのは、確か星野さんの作詞でしたよ。
水前寺清子さんのヒット曲ですが、子どもの頃、意味も分からずに歌ったものです。
   noteぼろは着てても こころの錦
     どんな花より きれいだぜ
     若いときゃ 二度ない
     どんとやれ 男なら 
     人のやれない ことをやれnote
        notes涙かくして 男が笑う
         それがあの娘にゃ わからない
         恋だなんて そんなもの
         いいじゃないか 男なら
         なげた笑顔を みせてくれnotes
            
何がなくても 根性だけは
               俺の自慢の ひとつだぜ
                               花が咲く 男なら
                               行くぜこの道 どこまでも

歌詞のどこにも「いっぽんどっこ」って出て来ないのですが・・。
星野哲郎さんは、"人生の応援歌"と名づけて、数多いヒット演歌を生み出しました。
水前寺清子さんで言えば、このほかにも「365歩のマーチ」とか。
「365歩のマーチ」は、その親しみやすいメロディーと水前寺清子さんの景気の良い歌声が評判を呼び、累計では100万枚を越えるミリオンセラーとなったそうです。
まだまだ国全体が貧しかったけれども、一生懸命になっていた頃。

« ラジオ寄席 | トップページ | 唐桟(とうざん) »

巷談」カテゴリの記事