寝蔵師匠のネタ出し
寝蔵師匠から、次回の「お江戸OB落語会」での演題が発表されました。
「つる」か「替わり目」だということです。
「かたきの首」・「長短」・「宮戸川」に続くネタ出しは、現役時代の得意ネタと見ました。
「つる」は、偶然にも、ネタの話題を出したばかりですが、寝蔵師匠の「つる」は思い出がありますよ。昭和50年の落研主催の「金原亭馬生独演会」の開口一番で、寝蔵師匠はこの「つる」をお演りになったはずです。
勿論先代の馬生師匠の独演会。舞台の袖で聴いていた、馬生師匠のお付きで来た金原亭小駒さん(現馬生師匠)をして、「上手ですねぇぇぇ」と唸らせた「つる」です。
この場面は、高座返しを仰せつかった私が見ていたのですから、確かです。
「替わり目」は、お聴きしていませんが、酒飲みの噺ですから、"あの"寝蔵師匠がお得意でないはずがありません。
これで、「落研OB御三家」のお二人、志ん志師匠が「百川」、寝蔵師匠が「つる」or「替わり目」と決まりましたので、次回の「お江戸OB落語会」は、オセロゲームで2つのコーナーをゲットしたようなものです。
志ん志師匠、寝蔵師匠、よろしくお願いします。
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