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2011年1月24日 (月)

唐桟(とうざん)

着物に関する物。
「唐桟の着物」なんていうのが、どの噺の中だったか、出て来た気がするんです。Tan111
唐桟とは、木綿のしま柄の織物。
細い木綿糸で、独特の細かい縦縞を織り出した布です。唐桟縞(とうざんじま)、桟留縞(さんとめじま)などとも呼ぶそうです。
その昔、舶来のものと区別して呼んだ語。
原産地がインドのサントメ地方だったので、江戸時代には「残留島(サントメ)縞」と呼ばれてい ましたが、それに「舶来物」を意味する「唐」が付いて「唐サントメ」と呼ばれるように なり、濁音便化して「とうざん」になったと・・。
「唐桟は、江戸初期寛永のころからすでにみられ、江戸半ばころから末期にかけて大流行した。とくに唐桟織がもたらされた文化・文政・天保のころが全盛時代といえる。細い糸で打ちこみがかたく織られているため、麻状の外観と絹のつやと風合いを有し、また、細かい縞柄が江戸好みの渋く、いきな美しさをあらわしており、今日でも趣味的な装いに珍重されている」〔新・田中千代服飾事典(同文書院)〕
またまたなるほど・・。
「紬」から始めたこのシリーズ、ますます混乱して来ましたよ。

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