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2011年1月26日 (水)

そもそも花色木綿って・・

よく考えてみたら、そもそも「花色木綿」て何?どんなもの?
全く知りません。
知らずに「大家さん、裏が花色木綿・・」なんてやっていたんです。
辞書で調べると、「縹(はなだ)色に染めた木綿。多く裏地に使う。」とあります。
「はなだ色」って何? 貴乃花が好きな色? そんな訳ない。
こんな記述を見つけました。
0811625b「花色」という伝統的な色名があります。
この「花色」とは、どのような色を指すのでしょうか?
ツバキや紅梅のような「赤」でしょうか? 
菜の花やヤマブキの花のような「黄」でしょうか? 
それともショウブやアヤメのような「紫」でしょうか? 
実は「花色」は「青」を指す色です。
では、なぜ「花色」が「青」なのでしょうか? 
その由来には2説があります。
一つは「露草」の花の色のような「青」だという説です。
しかし、露草の青は水に流れやすいので、実際の花色の染色は露草で行われていたわけではありません。
青の代表的な染料である藍染めによるものが多いのではないかと思われます。Dscf4550
さて、もう一つの説では「花色」は「はなだ色」のことであるとされています。
この「はなだ色」は、漢字では「花田色」あるいは「縹色」と表記されますが、こちらの色名ならばご存じの方もいらっしゃることと思います。
こちらの説では、「花色」はこの「花田色」が省略されて「花」と呼ばれたことに起因するとされています。
いずれにしても「はなだ色」あるいは「花色」と呼ばれる色は、もともと藍染めによる青で、よく知られている「紺」よりもやや明るい青を指します。
藍染めの色ですから、庶民の間でもよく使われていたような色ですが、このうちの「花色」という色名は「出来心(できごころ)」あるいは「花色木綿(はないろもめん)」と呼ばれる落語にも登場していて、話の筋の中心的な役割を果たしています。
写真は、花田色と薄山鳩色のコントラストです。
きれいですね。

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