泣き節
千早亭の稽古会で師匠が仰ったことで印象に残ったのは「泣き節はいけない」ということです。
これは、泣く場面でも泣かないということではなく、暗い表情や雰囲気や言葉遣いをするのは、観客に観ていただくという(お客さんを掴むという)観点から、控えなさいということです。
要は、落語はベースが暗かったり、湿っぽかったりしてはいけないということです。
根が明るい芸でなくては、受容・肯定を旨とする落語国に相応しくありません。
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