« ・・とある決心 | トップページ | 鴻池善右衛門 »

2011年1月 6日 (木)

平将門首塚

     
大手町に、俗称「平将門首塚」という東京都の史跡があります。
平将門の祟りとして畏れられていて、私も大手町にも勤務していましたので、何度もお参りに行きました。
特に、年末年始の参拝者の数は多く、さほど広くない場所に行列が出来ています。
伝承では、「平将門」の首級は平安京まで送られ、東の市、都大路で晒されましたが、3日目に夜空に舞い上がり、故郷(坂東)に向かって飛んで行き、数カ所に落ちたとされています。伝承地は数ヶ所あり、いずれも「平将門の首塚」と呼ばれているようです。
その中でも最も著名なのが、東京の大手町ある「首塚」です。05_2
昔は古墳であったと考えられているのですが、その後周辺跡地に大蔵省が建てられることとなり、石室など首塚の大規模な発掘調査が行われ、庁舎が建てられるのですが、工事関係者や大蔵省職員の相次ぐ不審死が起こり、将門の祟りが省内で噂されるようになりました。
省内の動揺を抑えるため昭和2年(1926年)に将門鎮魂碑が建立され、神田明神の宮司が祭主となって盛大な将門鎮魂祭が執り行われています。
この将門鎮魂碑には日輪寺にある他阿真教上人の直筆の石版から「南無阿弥陀仏」が拓本されたそうです。300pxtaira_no_masakado_kubiduka01
ここは東京駅に近く皇居の間近に位置するため、周辺にはオフィスビルが林立していますが、この一角だけはそれほど広い敷地ではないにもかかわらず鬱蒼とした木が茂り、現在でも一種異様な雰囲気を醸し出しています。。敷地内には、蛙(ガマガエル)の置物が数多く石碑の周囲に置かれていて、線香の匂いが絶えることがなく物静かで、そこに表通りの車の音がする場所になっています。
数十年にわたり地元のボランティア団体が浄財を元に周辺の清掃、整備を行っているそうですが、その資金の預金先として、隣接する某メガ銀行に「平将門」名義で口座が開かれていたそうです。
今は・・・、駄目でしょうねぇ。本人確認が出来ませんから。

« ・・とある決心 | トップページ | 鴻池善右衛門 »

季節・散歩」カテゴリの記事