タイガーマスク
「虎だ、虎だ、お前は虎になるのだ!」のナレーションで始まる、人気アニメ「タイガーマスク」。
小学生の私も大好きな番組でしたね。
確か、フェアプレイに徹することに目覚めた主人公「タイガーマスク(伊達直人)」が、「虎の穴」という悪役レスラーの組織から逃走。
「虎の穴」は、この"裏切り者"のタイガーマスクに対して、ルール無用の悪党レスラーたちを次々に送り込んで来るという筋立てでした。
そして、自ら孤児院で育った伊達直人は、自分がタイガーマスクであることは隠しながら、同じような境遇の子どもたちに援助を続ける。
落語「蜆売り」の鼠小僧のようでもありますね。
細かいストーリーはほとんど記憶にありませんが、オープニングとエンディングの歌が好きでしたね。
これもはっきりとした記憶がないのですが、最後に伊達直人は死んでしまうんじゃなかったかと思います。
・・・ハッピーエンドじゃなかったと思います。草も木もないジャングルに 死を呼ぶ罠が待っている
フェアプレイで切り抜けて 男の根性見せてやれ
あの頃、というか梶原一騎さんという強面の売れっ子作家のキーワードは、「根性」でしたね。
「巨人の星」も「あしたのジョー」も・・・・。
日本が、今の中国のように高度成長を続けていた頃・・。
伊達直人を名乗る"善意の"プレゼントが、各地で届けられているようですが、天邪鬼な私は、やや冷めた目で見ています。
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