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2011年1月 6日 (木)

鴻池善右衛門

「鴻池善右衛門(こうのいけ ぜんえもん)」。
Dscn35372江戸時代の代表的豪商の一つである大坂の両替商・鴻池家(今橋鴻池)で代々受け継がれる名前。祖は山中幸盛(鹿之介)。
摂津伊丹の酒造業者鴻池新六の子、善右衛門正成が大坂で一家を立てたのを初代とする。
はじめ酒造業であったが、1656年に両替商に転じて事業を拡大、同族とともに鴻池財閥を形成した。歴代当主からは、茶道の愛好者・庇護者、茶器の収集家を輩出した。
上方落語の「鴻池の犬」や「はてなの茶碗」にもその名が登場するなど、上方における富豪の代表格として知られる。
昨年は、私は目もくれませんでしたが、「竜馬伝」とかいうドラマで、三菱財閥の創始者「岩崎弥太郎」にスポットライトが当たりました。
その三菱に先立つこと200年以上前に、大阪(坂)で酒造業から両替商になった鴻池家。
江戸時代、「大坂の鴻池」・「江戸の三井」と言われて、その大きな権勢を競い合った両家。
江戸落語に「三井の大黒」があるのも、上方落語の鴻池と同様の理由でしょう。
そういえば、江戸落語の「御神酒徳利」では、大坂の大富豪の鴻池に頼まれて、宿屋の番頭さんが上方に向かう途中で起こった出来事が題材になっています。
鴻池家は、明治以降は政商や財閥にならず、後に三和銀行となり、今はその岩崎家をルーツにしている三菱グループと経営統合して、三菱東京UFJ銀行になっています。
日本最古の銀行です。

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