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2010年12月 8日 (水)

彼誰時(かはたれどき)

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「あかつき」の話題で、明け方を表現する言葉として、「曙」「有明」「東雲」などとともに、「彼誰時」というのもありました。
「かはたれどき」と読むようですが、実に日本人の感性がよく出ている表現だと思います。
辞書で調べてみると、「あれはだれだとはっきり見分けられない頃。はっきりものの見分けのつかない、薄暗い時刻」とあります。
・・なるほど、なんとも色気がありますね。
元々は、彼が誰か訊かなければ判らない薄暗い朝方や夕方両方を指していたようですが、後には朝方に限定され、「黄昏(誰そ彼)」が夕方を指すようになったそうです。
・・うわぁぁ、ますます色っぽい。
「黄昏」って、「誰そ彼」から来ているんですね。
言葉というのは実に面白い。
えっ? 要は「あれは誰って言っているだけだろう」って?
そう言っちゃあ、おしまいでしょ。
「彼誰(かはたれ)時」は明け方。
「誰彼(たそかれ)時」は夕方。night

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