あかつき
今年5月に打ち上げられた金星探査機「あかつき」が、約5億キロの旅を経て、いよいよ金星に近づいたそうです。
「あかつき」は自動制御プログラムに従い、減速のためのエンジン逆噴射を開始し、金星の軌道に入るのですが、さあ、その成否やいかに・・・。
成功すれば、日本初の惑星探査機として、謎の多い金星の気象観測を始めることになるそうです。
先日の「はやぶさ」に続いて、頑張れ「あかつき」
特別に宇宙に興味や知識がある訳ではなく、個人的なある理由から「あかつき」という名前が好きなので、このプロジェクトの成否が気になるのです。
こういう変な動機のやつがいてもいいでしょう。
あかつき・・・・暁・・・・。
「夜明け」「明け方」(太陽は出ていないが、空が明るくなり出している状態)。
古語では「未明」(空が明るくなる前の状態)を表す。
夜が明けて明るくなる時間帯を、日本人は微妙に、明け・夜明け・暁(あかつき)・東雲(しののめ)・曙(あけぼの)・朝ぼらけ・黎明(れいめい)・彼誰時(かわたれどき)などと表現したんですね。
それから、 待ち望んでいたことが実現する、という意味もありますよ。
"有明のつれなく見えし別れより暁ばかり憂きものはなし"
空には有明の月がつれなくかかっていた。
あなたのそばにもっといたかったのに、明ければ帰らねばならぬ世の習い、私は心を残して帰った。
あの日からというもの暁ほど切なく辛いものはないようになってしまった。 ・・・つらくて悲しげな歌も・・・。
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