浮世絵展
頓平師匠が、原宿の太田美術館で開催中の「ハンブルグ浮世絵コレクション展」のチケットを譲ってくださったので、早速出かけました。
中高生ぐらいの若者たちでごった返す原宿駅から、人混みを縫うようにして表参道に出た後、美術館のある路地に入ると、表通りの喧騒が嘘のよう・・。
もとは、当然日本にあった多くの貴重な美術品を、戦争などを挟んで、外国のコレクターが収集し、海外に持ち出したも品々の、いわば「里帰り」です。
「あぁぁ、この素晴らしい浮世絵は、今は日本にはないのかぁ・・・。」と思うと、非常に残念な気もしますが、逆に、あの戦争の混乱で失くなったり・壊されたりせず、現代に残されているという局面もあるのでしょう。
単なる浮世絵の鑑賞ではなく、落語に触れる上からも、物凄く参考になるものも多くありました。
頓平師匠からのプレゼントに感激でした。