厳戒態勢
APECとやらが日本で開催されるので、都内のおもな駅や交差点などに、おおぜいの警察官が立ったり、巡回していたり、物々しい雰囲気になっています。
会議は横浜で開催されるそうですが・・・・。
駅のホームのゴミ箱も、透き通っていないで中が分からないタイプのものは、テープなどで塞がれていて、とても不便です。
警備をしている警察官も、地方からの応援の人が多く、恐らく道を尋ねても「おらすらねぇ」などという言葉が返って来るかも知れません。
上野や日暮里の駅なども、今まではあまり厳戒体制でもなかったようですが、最近成田空港とのアクセスが良くなったばかりなので、今回はかなり物々しいですね。
25年ぐらい前でしょうか。
日本ではじめてサミットが開催された時も、大変厳しい警備体制が敷かれていて、ちょうど首相官邸や国会議事堂に近い溜池交差点近くのオフィスにいましたので、交差点ごとに立っている警察官に、いちいち鞄の中をチェックされて、仕事にならなかったことがありました。
新聞記事にも緊張感がありますよ。
アジア太平洋経済協力会議(APEC)が開幕した横浜市では、会場があるみなとみらい(MM)地区を中心に厳重な警備態勢が敷かれている。
首脳会議が予定される13、14日は周辺の一部で立ち入りや車両の通行が禁止され、事実上「封鎖状態」に。商業施設や高層マンションがひしめく警備環境ということもあり、緊張は一気に高まっている。
首脳会議には米国のオバマ大統領や中国の胡錦濤国家主席、ロシアのメドべージェフ大統領ら21の国・地域の首脳が出席する予定だ。警護対象者はファーストレディーを含め80人を超える。
このため、神奈川県警は会議に反対するデモや領土問題をめぐる抗議活動、さらにはテロなどに備え、2年前の北海道・洞爺湖サミットに匹敵する1日最大2万1千人態勢で警備にあたる。
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