シネマ落語「昭和の名人」
面白い映画を見つけました。
実写版「宇宙戦艦ヤマト」なんていうメジャーな?映画ではありません。シネマ落語「昭和りの名人」という・・・。国立小劇場で毎月開催されているTBS「落語研究会」の貴重な名演の映像をスクリーンで上映、昭和の名人たちの夢の顔合わせ。
◇ 八代目桂文楽 「明烏」
◇ 三代目古今亭志ん朝 「抜け雀」
◇ 十代目金原亭馬生 「親子酒」
◇ 六代目三遊亭圓生 「掛取万歳」
・・・考えてみれば、私は、馬生師匠を除く3人の師匠は、落語研究会のDVD全集を持っているのですから、それを観ればいいってもんでしょうが、大きなスクリーンで聴いてみたいと思います。
料金は当日2,000円均一。全席自由席入替なし。
上映期間12月11日(土)~12月24日(金)
上映時間11:00/13:30/16:00/※18:30
※の回は12/21のみ休映
http://www.shochiku.co.jp/movie/cinemarakugo/
こんな宣伝文が掲げられています。
「落語研究会」のTBSと「シネマ歌舞伎」の松竹が共同で、新しいプロジェクトを発足させました。
その名も“スクリーンで観る高座・シネマ落語「落語研究会 昭和の名人」”です。
今や平成の「落語ブーム」! 寄席やホール落語会は盛況の賑わいを見せています。放送では「落語研究会」の他にも各局で落語番組が増えています。そしてTBSのDVD「落語研究会」シリーズも高い評価をいただいています。
「本格落語をもっと見たい!」「懐かしい名人の高座がもう一度みたい!」という声に答えて、このたび松竹のスクリーンに昭和の名人が復活することとなりました。
TBSは1968年から国立劇場・小劇場にて「古典落語の研究改良、若手真打の向上、落語界の刷新」を目的として「第五次 落語研究会」を主催してまいりました。そして多くの貴重な名演の映像が残されています。この映像は近年「柳家小三治全集」「古今亭志ん朝全集」「八代目 桂文樂全集」「六代目 三遊亭圓生全集」としてDVDにまとめられ、皆様の好評を得ています。
映画館では「シネマ歌舞伎」として、歌舞伎の名作の数々が上映されて、こちらも皆さまの好評を得ています。
そして「シネマ落語」では、昭和の名人達の「夢の名人会」を組んで、皆様方に見ていただこうと企画しています。懐かしい噺家達が目の前のステージに甦ります。どの噺家が何の演目を演じるのか。あの伝説の名演がかかるのか。興味・話題になること必至です。「映画館」で皆さまにたっぷりと存分に古典落語の世界を楽しんでいただこうと思っています。
時間があったら、是非覗いてみようと思います。