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2010年11月28日 (日)

日千両

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「江戸三千両」・「日千両」などといわれ、江戸には一日千両の金が動く場所が、朝・昼・夜で3つあったそうです。
朝千両は「魚河岸」、昼千両は「芝居」、そして夜の千両が「吉原」という訳です。

  「一日に三千両の落ちどころ」
  「三箇所へ千金の振る繁盛さ」
  「日に三箱散る山吹は江戸の華」
  「日に三箱鼻の上下臍の下」
・・・などという川柳もあるとか・・・。
世界一の大都市の江戸の隆盛ぶりが思い浮かびます。
実に豪儀なものです。

落語好きなくせに、廓というものに、何となく嫌悪を感じる部分があり、自分の持ちネタにも、廓や花魁の出る噺はありません。
ですから、例えば、先日一之輔さんで聴いた「五人廻し」という噺なども廓噺、しかも"廻し"という仕組みを考えると、どうも・・・。
江戸で安直に遊べる遊郭では、廻しと言って花魁は一夜に複数の客を取った。お客もそれを承知で見世にあがった。
あがるとマッチ箱のような小さい部屋が並んでいて、その一つに通される。
薄暗い行灯が一つと枕元にたばこ盆があるだけの何の飾り気もない部屋で花魁が来るのを待っていた。
ちらりと顔を見せただけで朝になったとか、顔も見ずに寝られない夜を過ごす事もあった。

上方の遊郭では、こういうシステムはないのだそうです。

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