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2010年10月16日 (土)

特撰落語会

深川江戸資料館小劇場。
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改修後初めて行きました。
どこがどう変わったのか、あまり分かりませんでしたが、唯一気がついたのは、男性用トイレの便器が変わりましたよ。
以前のは、なにか奇妙な形で、用をたす時、まごついたのを覚えていますが、どこにでもありそうな普通の便器に変わっていました。
そんなことはどうでもいいのですが。

「特撰落語会~馬生十八番・正雀十八番」。実力派の二人会です。
開場すると、瀧口さんご自身がチケットもぎりをしていたので、「御大自ら大変ですね」と声をかけると、「そうなんですよ。今日は人手が足りなくて・・」。
・・・驚くほど入りのよくない客席でした。

  ◆ 牛ほめ               三遊亭ありがとう
  ◆ お富与三郎~木更津       林家正雀
  ◆ お富与三郎~赤間の仕返し   金原亭馬生
  ◆ 質屋芝居              林家正雀
  ◆ 井戸の茶碗            金原亭馬生

やや寂しい客席にも拘わらず、正雀・馬生両師匠の熱演を堪能しました。
お富与三郎のリレーは、この二人ならではかもしれません。
・・・こういう噺を聴いていると、大変失礼な言い方になりますが、物凄い大ネタで観客もその気になるのですが、実は滑稽噺の方が難しいのではないかと、常々思っているのです。
勿論、地で喋ることが出来る技量が前提になりますが、どうも熊さん・八っつぁんの丁々発止のやりとりの方が、リズムや間などは難しいのでは・・・?
だからと言って、こういう長講を否定する訳ではありません。

「質屋芝居」は初めて聴きました。
正雀師匠のためにあるような噺でした。
芝居(歌舞伎)や忠臣蔵かわからないと、ほとんど英語劇を聴くようになってしまいがちですが、直前に深川江戸資料館で「蔵」を見ていたので、噺の中の「三番蔵」は、妙にリアリティを持って聴くことができました。(尤も、資料館のは米蔵でしたが。)
びっくりしたのは「井戸の茶碗」。
昨夜、頓平師匠から「井戸茶碗」の絵葉書を頂戴したばかり。
これまた、茶碗の姿が目に浮かびました。
勿論、千代田卜斎が使っていた茶碗とは、形も違うのでしょうが。
それで「井戸・・・」ですよ。
馬生師匠の優しい口調が、この温かい噺を、さらに良い雰囲気にさせてくれています。
そうか「井戸の茶碗」ですね。

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