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2010年8月13日 (金)

演芸資料展「東京の寄席」

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国立演芸場に併設されている演芸資料展示室では、「東京の寄席」というテーマの展示が行われています。

明治・大正・昭和の東京の寄席は、関東大震災と、第二次世界大戦をはさんで戦後(1960年代)の演芸ブームの前後で大きく変容したそうです。展示では、この二つの時期に焦点を絞り、国立劇場収蔵資料によって東京の寄席風景を振り返っているとのこと。

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・・・そう、明治以降の落語界は、良くも悪くも震災と戦争の影響は大きい気がします。
それにしても、昔は楽しみが少なかったこともあり、寄席の数の多かったこと・・・。
今は定席4席と国立演芸場。
でも、「東京かわら版」に掲載されている落語会の数の多さをみると、定席でなくても、様々な時に、様々な場所で、様々噺家さんが、ご機嫌を伺っている現代も、塊にすれば、定席の何席分かになるのではないかと思います。
この間、「馬津郷寄席」に行った時のこと、外国人夫婦(とおぼしき二人)に、いかにも友達がいなさそうな女性が、「○○落語会にもいらっしゃいましたよね。」なんて声をかけていました。
「馬津郷寄席」は松戸、○○落語会は中央線沿線の飲食店での会ですから、この人たちは、様々な場所に出没しているという訳ですね。少ぅし、気持ちが悪いですが。

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