演芸資料展「東京の寄席」
国立演芸場に併設されている演芸資料展示室では、「東京の寄席」というテーマの展示が行われています。
・・・そう、明治以降の落語界は、良くも悪くも震災と戦争の影響は大きい気がします。
それにしても、昔は楽しみが少なかったこともあり、寄席の数の多かったこと・・・。
今は定席4席と国立演芸場。
でも、「東京かわら版」に掲載されている落語会の数の多さをみると、定席でなくても、様々な時に、様々な場所で、様々噺家さんが、ご機嫌を伺っている現代も、塊にすれば、定席の何席分かになるのではないかと思います。
この間、「馬津郷寄席」に行った時のこと、外国人夫婦(とおぼしき二人)に、いかにも友達がいなさそうな女性が、「○○落語会にもいらっしゃいましたよね。」なんて声をかけていました。
「馬津郷寄席」は松戸、○○落語会は中央線沿線の飲食店での会ですから、この人たちは、様々な場所に出没しているという訳ですね。少ぅし、気持ちが悪いですが。