落語ファン倶楽部Vol.9
「落語ファン倶楽部」も第9号になりました。
今回は、東西の落語の接点や比較について特集しています。2500円也。
【総力特集】 江戸落語×上方落語 (東西の人気噺家 芸談競演)
江戸末期、安政の世に産まれて、今から80年前、昭和5年に逝去した三代目柳家小さん。夏目漱石をして天才と言わしめた偉大な先人は、たくさんの上方落語を東京の演芸界に運び、ネタの東西交流においても重要な功績を遺した。この小さんほか、多くの志ある落語家によって西から運ばれたネタは、才気ある演者によって、永年に渡ってさまざまに創意工夫が施され、東京で新たな進化を遂げる。言葉の壁、文化の壁を越えて根付いていったたくさんの落語、これを演じ続けている落語家の進取の気性、真摯な探求の精神。そしてそれを支持する落語ファンの、笑いを愛する心に思いを馳せる。
■独占スペシャル対談 ~ 上方落語×江戸落語 桂米團治VS立川談春
■桂米團治が語る江戸落語と上方落語の違い 旅に始まり、旅に育てられ…… 上方落語の基本は〝旅〟にあり
■立川志の輔が語る上方種…シビアなことも面白く聞こえてしまう、あの関西弁が時々うらやましくなります。
などなど・・・。
確かに上方落語のボキャブラリーの豊富さと派手な演出は、江戸落語にはないもので。
ところで、昨日の夕刊フジで、桂三枝師匠のことをコメントしている記事を見つけました。
師匠の功績というのは、多方面にわたり、本当に物凄いものがあると思います。
東京には、残念ながら、三枝師匠のような噺家さんはいないかもしれません。
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