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2010年7月10日 (土)

四万六千日

四万六千日(しまんろくせんにち)、お暑い盛りでございます。

夏の訪れとともに、下町では、様々な「○○市」が開かれます。
浅草寺裏手では富士山の山開きにちなんだ浅間神社の「植木市」、先日初めて行った入谷鬼子母神の「朝顔市」と続き、9〜10日には「ほおずき市」が浅草寺の四万六千日のご縁日にちなんで開かれます。

浅草の観音様の縁日は毎月「18日」だそうですが、これとは別に室町時代以降に「欲日(功徳日)」と呼ばれる縁日が新たに加えられたと。
それが1年を通じて「功徳日」とよばれ、この日に参拝すれば、百日分、千日分の参拝に相当するご利益(功徳)が得られると信仰されてきたという、随分虫のいい話があったものです。
中でも7月10日の功徳日は、そのご利益が千日分と最も多く、千日詣でと呼ばれていましたが、浅草寺では、享保年間(1716〜1736)頃より、「四万六千日」と呼ばれるようになり、そのご利益も四万六千日分に相当するといわれるようになったものだそうです。


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「ほおずきを水に鵜呑みにすれば、大人は癪を切り、子供は無視の気を去る」と言われるなど、薬草として評判であったようです。
一方、落雷のあった農家で「赤玉蜀黍(とうもろこし)」を吊るしていた農家だけが無事であった事から、文化年間(1804〜1818)以後に、「雷避け」として、赤玉蜀黍が売られるようになったそうですが、明治初年に不作が原因で出店ができなかったことから、これに代わる「雷除け」が人々の要望により、四万六千日の縁日に浅草寺から出されるようになり、今日にいたっているそうです。

四万六千日、お暑い盛りでございます

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