三流亭まど女さん
何と言っても、このまど女さんは、ラストスパートと集中力の物凄さに尽きると思います。
落語の世界を細かいところまで知っている訳ではないのでしょうが、自分の感性で噺を作り上げて行きます。時々空回りをして師匠から修正してもらいながら、発表会の直前まで色々迷っている姿が印象的なのです。
今回の「首屋」では、女性の色っぽさをどうやって消して演じるかが課題だったようで、今まで「平林」や「寿限無」など、可愛さを前面に出して成功していた噺とは異なり、それなりにご苦労されていたようでした。
が、胆力というのか、集中力というのか、開き直りというのか、本番で初めて完成させたというところではないでしょうか。
この大胆さは、是非学びたいものです。マスコミの仕事をしている経験のなせる技かも。
まど深さんと二人、落語っ子連の初期からのメンバーです。
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