落語百選≪41≫
この間、湯島天神に行きましたが、昔はここが富くじの当たり番号を確認した(突富)場所だったそうです。
さほど広くないと思いますが、ここに幸運を求めて庶民が集ったのでしょうか・・。
そういえば話題はそれますが、湯島天神の境内に「都々逸の碑」がありましたよ。最近建立されたようですが、面白いものを見つけました。
◆ 宿屋の富 瀧川鯉昇
◆ 淀五郎 春風亭一朝
歌舞伎座がクローズするというタイミングで、「中村仲蔵」と並んで、この「淀五郎」も大きな噺です。一朝師匠は、歌舞伎の笛としてもプロですから、芝居の噺は十八番でしょう。
忠臣蔵の四段目を知らないとなかなか面白さもわからない噺で、芝居心のない私なんぞは、学生時代は敬遠していましたね。
噺家列伝は、「四代目三遊亭圓遊」師匠。
学生時代にラジオで聴いていますので、私もなんとか晩年には間に合っています。
柔らかく穏やかな芸風の師匠でした。
経歴を調べると、三遊亭の噺家さんではなさそうで、また暫く幇間をやっていたこともあるという、ユニークな師匠だったんですね。
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