春爛漫
世に様々な馬鹿げたことが起こっても、温暖化だの天候不順などと言われても、口内炎で苦しんでいるのがいても、「春」は来てくれます。
この週末は、いずこの桜の花の下も大混雑でしょう。
願わくは 花の下にて 春死なむ その如月の 望月の頃千鳥ヶ淵には去年も行ってみましたが、あれから1年経つんですね。
早いものです。
昨日、日本武道館では某私大の入学式が行われていたようで、混雑に拍車がかかっていました。
こんなうららかな日の入学式なんて、良い思い出になるでしょう。
こんな混雑の中では、なかなか桜の花を落ち着いて見ることもできませんが、ちょっとしたところに咲いている花は、じっくり鑑賞することができるものです。
国立演芸場の中席に出演した林家正楽師匠の紙切りで、観客から「あたま山」というリクエストが出ました。
正楽師匠は、淡々と「自分の頭の上に桜が咲いて・・という噺がありましたねぇ。」と言いながら、見事な「作品」を切り上げました。
「あたま山」かぁぁぁ。
実は、私が落研に入部して初めて、先輩から与えられた噺です。
「なかなか面白い噺だから」なんて言われて・・・。
テープもなければ、ポピュラーな噺ではありませんから聴いたこともなく、唯一林家正蔵(彦六)師匠の速記があるだけ・・。
落語初心者・・・。
・・あまり思い出したくないというのが本音です。
1年生の頃、顔見せ発表会や大学祭で演って以来は、その後は一度もやっていません。