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2010年4月23日 (金)

涙流して

圓楽師匠の「薮入り」を聴きました。
30年以上前の映像ですから、圓楽師匠40歳半ばで若いこと。

正直なところ、話芸も秀でているとは思えませんし、表情や仕草もこれといったものは感じられないのです。 (;;;´Д`)

(^-^; これぐらいの噺をする噺家さんは大勢いると思うのです。
この「薮入り」も含めて、そうそうあの「浜野矩随」も、私は、いくつかの噺のネタの参考にさせていただきましたが、「うわぁぁ、こりゃぁ絶対に真似できないよ」という感じではないのです。
それが、圓楽師匠の魅力だったのでしょうか・・・。

圓楽師匠は、涙を流して泣いています。
「(泣くシーンでも)噺家さん(演者)は高座で泣いてはいけない」という決まり事があるようです。
これは、一人が複数を演じる落語では、涙を流すと、その場面の全員が泣いてしまうことになりますから、人物の転換ができなくなるからだと思います。゚゚(´O`)°゚
でも、圓楽師匠の双眸からは、涙が溢れ、両頬を伝っている・・・。
美空ひばりさんが、「悲しい酒」を歌う度に、涙をいっぱいためているのも思い出されます。

あまり登場人物に入れ込むのは好ましいことではありませんが、その会場や観客の雰囲気で、高座の上で本当に涙を流すのも、たまにはありなのかもしれません。

圓楽師匠は、視聴したDVDではオチまで行かず、「薮入り風景でございます」と言っています。
「そうか、ねずみの懸賞で15円か。この先も立派に勤め上げろよ。みんな忠(チュウ)のおかげだ
」というのがオチ。
この噺も、いずれかのタイミングでチャレンジしようと思いますが、やはりオチを考える必要があるかもしれません。
「ねずみ」=「チュウ」=「忠」というのでは・・・ね。

(。・w・。 ) "薮入りや なんにも言わず 泣き笑い"

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