昭和の爆笑王 三遊亭歌笑
三平が憧れ、談志はその死に涙した――極端なエラ張り・斜視・弱視の「珍顔」でいじめられっ子だった少年が、やがて終戦直後の暗い世相を吹き飛ばす元祖「爆笑王」に! 弱冠33歳にして、進駐軍のジープに轢かれて即死するまでを一気に綴る爆走ノンフィクション! 死の直前、大宅壮一との対談風景を含む初出写真多数収録。
終戦直後の人気は物凄かったそうです。
ある意味で、落語のキワの芸人さんだと思いますが、この後に歌奴・三平時代に移って行く訳ですね。
こういう芸人さんたちは、自然に生まれて来るもので、本格派は育てなければいけない。
故五代目圓楽師匠が言っていました。
突然の事故死が、人気絶頂だった時期でもあり、悲劇性を際立たせますが、もしかすると、それで良かったのかもしれません。
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