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2010年4月

2010年4月30日 (金)

卯月の落語徘徊

新年度に入り、「心機一転、真心に立ち返って落語徘徊を続けよう」という意欲やよしです

Img_0005◆  3日   国立劇場4月上席

◆  6日   月例三三独演

◆ 11日   馬津郷寄席

◆ 15日   トークセッション

◆ 16日   東京落語会
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◆ 24日   池袋4月下席「真打昇進披露」

◆ 26日   紀伊國屋寄席

今月末で、今年の落語徘徊27回。
このペースだと100回には届きませんね。

三遊亭窓輝さんの真打昇進披露には、先月から続いて通いました。
こういう形で通ったのは初めてで、圓窓師匠にとっても大きなイベントだったので、とても楽しく聴くことができました。
師匠のコメント「物事を好き嫌いだけでなく良し悪しで判断しろ」という言葉が心に残ります。

さて、自分のことを考えると、甚だ情けない状態で、新しい噺を完成させることが出来ずにいます。果たしてOB落語会に間に合うでしょうか・・

最近落語が好きになりつつある従妹も、ますます興味を持ってくれているようで、そこは大変ありがたいことだと思います。


1年前・・

駅の改札を出る時、ふと通勤定期を見ると、ちようど今月末で切れることに気づきました。
「そうか、あれから1年かぁ。」・・。
思えば去年の今日の今頃、トップから退職の辞令を受け取り、"追い出し"の言葉をかけてもらっていました。
ちょうど1年前の今日のこと。
ということは、翌日入った今の会社で満1年になる訳です。
早いものです。
仕事の合間に落語徘徊を続けさせてもらっています。
・・もしかすると落語徘徊の合間に仕事かもしれません。

東京かわら版

Img 5月号は、落語芸術協会の新真打の特集です。

どうしても落語協会に偏っていて、なかなか芸術協会の噺家さんを聴く機会が少ないのが、私の徘徊の特長(欠点)です。

まど音さんからは、「芸術協会にも面白い噺家さんが大勢いるから聴けば?」とのアドバイスを頂戴しています。

最近落語会に行く回数が減っているので、巻末の演芸会情報を見る頻度も少なくなる傾向にあり、ちょいと反省しています。

来月発表会が終わったら、土日は、午前中はウォーキング、午後・夜は落語会というパターンを作ろうかと思います。

赤プリ閉鎖

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広く「西武」という名前を冠する有名なブランド。
この間は、デパートの有楽町西武閉店が発表されたばかり。
今度は、赤坂見附にある赤坂プリンスホテルも閉鎖されるという・・・。

今日は「昭和の日」。
こじつける訳ではありませんが、いずれも昭和の時代に日本が元気だった頃の象徴的な存在ですからねぇ。

地上40階建ての新館は取り壊されるそうです。
この近辺には、ほかにも大きなホテルがありますが、随分景色が変わってしまいますね。

ポスト歌舞伎座

ポスト歌舞伎座

地下鉄の駅のホームで見つけたポスター。
5月の歌舞伎興行のもので、会場は新橋演舞場。
面白いのは、ポスター右肩のフレーズ。
「いよいよ歌舞伎座から新橋演舞場へ」。
そりゃそうですね。

2010年4月29日 (木)

神田散歩

散歩

久しぶりに散歩に出かけました。少し暑いぐらいでした。
神保町の古書街をぶらりした後で、お茶の水・神田・湯島から上野まで。途中立ち寄った神田明神・妻恋稲荷・湯島天神も久しぶり。
神田明神ではもうすぐ神田祭。何となく祭の前の高揚した雰囲気も感じられます。
一方、受験・進学の季節が過ぎて一息ついているような湯島天神境内の庭園で見つけたせせらぎ。
上野公園の桜も、すっかり新緑の葉になって、春の暖かい陽に映えていました。

Twitterの話題

Twitter(ツイッター)というのが流行っているんだそうです。
某大臣も、国会審議そっちのけでやっているとか。

落語っ子連のびす太さんから驚きの情報。
このTwitterの中で、「圓窓師匠が七代目圓生を襲名する」という噂が流れているという・・・。
早速覗いてみると、ありましたよ、ありました。
この噂の発信源のひとつは、どうも圓丈師匠の落語会のようです。

4月24日の「無限落語の会」で圓丈師匠が『圓生は圓窓が継ぐ。鳳楽とも意見が一致して仲良くなれた』と発言。

まぁ、この話を信用する・しないというよりも、そもそも噺家さんのことですから、多分に洒落の部分が多いと思います。かなり掛け目を掛けて聞いていた方が無難でしょう。
ただし、勿論選択肢としては、十分にありうる話ではありますから、昔からの三遊亭ファンの一人としては、いずれにしても冷静に見守るだけです。

Twitterの中で、圓窓師匠を初めて聴いたという人が、昨年の横浜(神奈川県民ホール)での独演会の「猫定」を絶賛していました。
私もこの独演会に行き、会が終わってから、師匠と落語っ子連のメンバー数人で蕎麦をたぐったので、よぉ~く覚えています。
「猫定」・・・。落語には珍しく人を殺すシーンが出て来る噺ですが、聴かせる噺です。
このあたりは、やはり圓朝の流れを頂く三遊亭の真骨頂でしょう。

この独演会の時にこのプログでは・・・、ありました。
http://ranshi2.way-nifty.com/blog/2009/05/post-a05a.html

談志最後の根多帳

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談志師匠の「談志最後の・・・」3部作の第2弾。

解説によれば・・・、

談志落語の創作プロセス、ネタ選びの基準を解説し、また、名演とされる近年の「伝説の高座」を再現。
さらに、巻頭のカラー口絵には未公開の高座写真を、巻末には談志のネタ一覧を収載した
ファン垂涎の作品です。

・・・結局買ってしまいました・・・。2100円+税金。

昭和も遠く・・・

小中学生の頃でしょうか、よく「昭和元禄」だとか「明治は遠くなりにけり」なんていう言葉を聞いたものでした。
祖父が1900(明治33)年生まれ。圓生師匠と同い年でしたから、私の中には遠い昔とは思えども、確実に「明治」が存在していました。
明治の人の教育レベルの高さや我慢強さは、祖父母が亡くなってから改めて実感したものでした。
「学歴」がある訳ではなくても、それだけで測り・表わすことのできない礼儀や教養みたいなもの、決して弱音を吐かない強い心・・・・。
確かに明治の人たちにはあったような気がします。

今日は「昭和の日」。国民の祝日です。かつて「(昭和の)天皇誕生日」だった日。
物の本で調べると・・、
平成19年(2007年)から加わった、現在のところ最も新しい国民の祝日である。国民の祝日に関する法律(祝日法)の一部改正により追加されたもので、日付は昭和天皇の誕生日である4月29日。同法における定義・趣旨は「激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす」となる。
そうでした。暫く「みどりの日」と言っていましたよ。

昭和から平成になって22年。
平成元年は1月8日から始まりました。そうです。平成は私の誕生日から始まったのです。
「昭和も遠く」なりつつあるようです。

歌舞伎座

280pxkabukiza_theatre_kaomise_2008 歌舞伎座が最後の興行を終えました。
先輩の頓
平師匠によれば、ここ暫くは立ち見席も一杯で、物凄かったそうです。

3年後には、新しい歌舞伎座に生まれ変わるそうですが、聞けば、今と同じような建物の上に高層ビルが建つという。よくある下駄ばきの建物なのだとか。

何度か、歌舞伎座に行きました。
「仮名手本忠臣蔵」の通し狂言を観て、「四段目」「七段目」の落語が納得できました。
なかなか一緒に出かけることの少ない夫婦ですが、もう10年以上前、着物を着た家内と行き、幕間に吉兆で食事をしました。
「忠臣蔵」を観たのは、仕事で歌舞伎好きのお客さんの接待でした。

Yakei

歌舞伎座が建てられたのが昭和26年だそうです。
・・・ということは、落語界の歌舞伎座である新宿末廣亭も同じようなものです。
規模は違いますが、歌舞伎座の分も頑張って欲しいものです。

奇しくも今日は「昭和の日」。昭和らしい建物が、またひとつなくなります。

2010年4月28日 (水)

公訴時効

確かに落研にいて、大学時代の思い出の大宗は落研なのですが、落研では単位が貰えません。 (今言うのは恥ずかしいですが)これでも一応法学部で、優秀な成績で卒業した人と一緒に卒業したんです。(時々本人も忘れています。)
殺人事件など凶悪犯罪の公訴時効の廃止・延長が成立し、電光石火の即日施行という異例な動き。
それにしても、単に「時効」と言わず「公訴時効」という言葉がすうっと出てくるあたりなんぞは、只者ではない片鱗ですよ。
被害者や市民感情、他国の対応からすれば、相当な流れなのでしょうが、捜査の長期化が、当局のモラルダウンや、人員の増加に繋がらないように望みます。

それから、某政治家の資金管理団体の事件での、検察審査会の「起訴妥当」の議決。
これにも、「市民目線」・「善良な市民としての感覚」というのが、かなりウエイトを置かれているようです。

昔の大先輩が、「仕事の上で判断に迷ったら、大衆に聞け」と仰っていたことを思い出します。

学校に落語家を派遣?

落語っ子連のびす太さんからの情報。
文部科学省が、学校に落語や能狂言などのプロを派遣しようという構想があるそうです


文部科学省は今年度、能などの舞台芸術家や劇団員、落語家といった専門家を講師として小中高校などに派遣する事業に乗り出す。内向的で同年代との意思疎通もままならない子どもが増えているといわれる中、人前で表現する体験などを通して児童・生徒の「対話力」向上を図ることが狙いだ。
 派遣する専門家は、能や狂言といった伝統芸能やダンス・舞踏などの舞台芸術家、落語家、劇団員ら。2010年度は45都道府県292校に派遣する。

「落語の授業」と言えば圓窓師匠ですよ。平成12年から、小学校4年生の国語の教科書(教育出版)に、師匠の「ぞろぞろ」が載ってから、師匠は教室単位での落語の授業を続けています。
体育館などで大勢を集めるのではなく、生徒一人一人に語りかけながらの、贅沢な授業です。師匠の最近の問題意識は、落語を知らない先生への教育なのだそうで、6月から先生を対象にしたレクチャーを始めるそうです。

2010年4月27日 (火)

同窓生と再会

仕事が縁で、かつて大学で同じクラスだった人と約30年ぶりに、あるオフィスで再会しました。
私とその人が同窓だということを知ったオフィスのオーナーが、私のことを尋ねたら「あぁ、知ってる知ってる。落研にいた△△のことでしょ。」と返事が返って来たそうです。
「オレ、○○(会社)に就職してさ」と言ったら、「よく知ってるよ。△△(私)は、試験(や面接)を受けずに、落語を演っただけで、○○に入ったって。同期の間で有名だったから。」だって・・・・。
おいおい。それを100%否定はしないけれどもねぇぇぇ。
・・確かになぁ。学生時代の私を知っていればいるほど、「落語を武器に社会に出た」と思うのでしょうかねぇ・・・。
嬉しいような、嬉しいような、でもちょっと悲しいような・・・。

柳家紫朝師匠の訃報

学生の頃、たまに寄席に行くと、三味線を持って出て来るおじさんが、よく分からないけど「粋曲」というのを演っていました。
それでも、何度か聴いていると、何か「あぁいいなぁ」と思わなくてはいけないのでは、という気持ちになり、さらに「ふぅ~ん」ぐらいにはなりました。
そんな懐かしい「柳家紫朝」師匠が亡くなったとのこと。
随分前に病気で倒れてリハビリをやっていたそうですから、あれからずっと高座姿を拝見することもありませんでした。
「火付盗賊改方の長谷川平蔵」で売れている「柳家紫文」さんの師匠でしたよ確か。
享年80歳。

来月の紀伊國屋寄席

来月の紀伊國屋寄席
昨日、会場で来月の紀伊國屋寄席のチケットを買いました。
発売日なので、前方の通路側の席が入手できました。
次回は、雲助師匠と志ん輔師匠の競演が楽しみです。

筋肉痛?

昨日の朝、何となく太ももあたりが痛く感じました。
筋肉痛みたいだけれど、思い当たる節はないし、まさか先週のたけのこ掘りではないだろうし・・。
えっ?まさか・・。昨日の稽古で・・?
まだ全く形になっていない噺の棒読みを、師匠の前に正座して見ていただいた時間は30分ぐらい。
正座して噺の稽古をやって筋肉痛?
でも、恐らく物凄く緊張していて、座りながら上半身は仕草で動かしますから、太ももの筋肉は動いているのでしょう。
それしか考えられません。
落語の稽古で筋肉痛だぁぁぁ。トホホ・・・。

落語っ子連のMLに「稽古お疲れさまでした・・」と投稿したら、師匠が「充実していたね」とコメントしてくださいました。
「充実」・・。今の状態から最も遠くにある言葉ですが・・。
あぁぁ・・、稽古が出来ない。やや焦り始めています。
(・・;)(;^_^A

2010年4月26日 (月)

紀伊國屋寄席

紀伊國屋寄席それにしても、今回は豪華な演題が並ぶ番組でした。

  ◆ 出来心          春風亭朝呂久
  ◆ 高砂や          林家彦丸
  ◆ 天狗裁き        古今亭菊丸
  ◆ 居残り佐平次      鈴々舎馬桜
  ◆ 猫忠           林家正雀
  ◆ 百年目          柳家小さん

廓噺・音曲芝居噺・お店噺に裁き物・怪談・人情噺の色合いもあり、バラエティーに富んでいました。

居残り佐平次・猫忠・百年目なんて、大きなトリ噺ですから、聴く前は、やや負担に感じる部分もありましたが、各師匠方の芸の素晴らしさで、時間を忘れることができました。
百年目は、やはり泣いてしまいました。
「番頭さん、お前さん昨夜は眠れたかい?あたしは一睡も出来なかった・・。」
「(あたしは)昨日ばかりは(帳面を)見させてもらったよ。」・・。
涙、涙、なみだ、

真打披露の映像

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落語協会ホームページ内の「インターネット落語会」の今月下席は、末廣亭上席での窓輝さん・圓窓師匠・吉窓さんの三人の高座がアップされています。

◇ 武助馬       三遊亭窓輝
◇ 首屋        三遊亭圓窓
◇ 大安売り     三遊亭吉窓

「窓門会」からの"三ツ組橘"を白く染めた、青い後ろ幕を背に、おめでたい芝居が行われている様子が、日は違っても実際に行っただけに、リアルに甦ります。

2010年4月25日 (日)

小間物屋政談

窓輝さんが演った「小間物屋政談」。
昨日は、最近落語が好きになりつつある従妹といっしょだったのですが、どうもこの噺には釈然としていないようです。
この噺のストーリーが愉快ではないということでしょう。
亭主が死んだと思い、勧められて別の男の女房になったら、死んだはずの亭主が戻って来るという・・・。

確かに、物凄く重たいテーマだと思います。
落語には大岡越前の噺が多くありますが、この噺はあまり心地の良い裁きとは思えません。
もとの亭主に対して、恋女房は別の男の女房になってしまったが、その代わりに別の若女房と莫大な資産を手にするのだからいいじゃないということ・・? そういうものでもないでしょう・・・。

落語の裁き物では、落語が庶民の味方である故に、かなり苦しいものもあります。
例えば「大工調べ」「帯久」など。
それでも、「唐茄子屋政談」や大岡物ではないものの「鹿政談」などは、快哉を叫びたいようなお裁きもあります。

CDブック「東横落語会」

Img_0001 小学館からのDM。
「東横落語会~ホール落語のすべて~」。
かつて開催されていた「東横落語会」の音源。
圓生・正蔵・馬生・小さん・圓楽・柳朝と、圓生師匠を除けば、全て先代の音源です。
CD12枚組で29,925円。
付録の解説本の資料に、おもなホール落語の全演者・演目リストがある・・・。
東京落語会・三越落語会・精選落語会・紀伊國屋寄席・落語研究会・にっかん飛切落語会。
是非見てみたい。

稽古会

発表会を1ヶ月後に控えて、稽古も佳境に入りつつあります。
残念なことに、「へ組」の円ドルさんが、仕事の都合で出演できなくなり、「へ組」は出演者は5人になってしまいました。

  ◇  桃太郎     まど舞
  ◇  代書屋     窓口
  ◇  松竹梅     びす太
  ◇  落とし噺     流三

情けないことに、今日は、お江戸OB落語会で演ろうとしている噺を"朗読"する程度という体たらく。
完成まではまだまだ”道険し”です。
さらに、師匠からいくつかご指摘いただいたので、その点も含めて特訓しないといけません。
稽古不足を時間は待ってくれません。

師匠が帰られた後、まど音さん・窓口さん・びす太さん・窓蕗さんと、様々な落語談議。
最後は、窓蕗さんが発表会で披露する小噺をみんなで考えたり。

真打昇進披露通い

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三遊亭窓輝さんの真打昇進披露公演には、結局4度出かけました。
勿論、まだ披露目は続いていますが、曜日の関係で、私は昨日の芝居でお開きということです。
それぞれの芝居に、それぞれの楽しさがあり、飽きずにお祝いの中に身を置くことができました。

 ◆ 3月24日   鈴本演芸場  阿武松
 ◆ 3月30日   鈴本演芸場  佐々木政談
 ◆ 4月 4日   新宿末廣亭  ねずみ
 ◆ 4月24日   池袋演芸場  小間物屋政談

「人情噺にチャレンジしたい」と言っているとおり、なかなか渋い演題が並びます。

師匠の「好き嫌いだけで判断するな。良い悪いの判断できる噺家になれ。」という言葉を、窓輝さんがどうやって実践して行くのか、拝見して行きたいと思います。

それにしても、昨日の芝居の時に、ご贔屓の方々が大勢来ていましたが、噺家さんというのは、本当にご贔屓がいなければ成り立たない商売で、またそのご贔屓たちの献身的なサポートというのも、物凄いものだと感心しました。

2010年4月24日 (土)

真打昇進披露

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池袋演芸場には11時半過ぎに着きました。
既にテケツの前には数名の人がいたので、並ぶことにしました。
どうやら、この人たちは、師匠や窓輝さんのお知り合いのご一団のようです。
待つこと約1時間。開場すると間もなく満席になり、通路に座ったり、立ち見の人も30人近くいたでしょうか。途中で前座さんが、「奥に詰めてください」と、桟敷席なら"膝送り"と言うのでしょうか・・?
池袋演芸場は、師匠宅からも近く、窓輝さんは独演会もやっていましたから、いわばホームグラウンドです。
ご町内会や中学校の同級生からも生花が贈られていました。
久しぶりの池袋演芸場です。

◆ たらちめ      春風亭一力
◆ 子ほめ       桂才紫
◆ 巷談         春風亭百栄
◆ ぼやき酒屋     柳家はん治
◆ 都々逸親子    三遊亭吉窓
◆ 狸さい        柳亭市馬
◆ 道具屋        橘家圓蔵
◆ 巷談         三遊亭歌司
◆ 半分垢        三遊亭圓窓
◆ 巷談         鈴々舎馬風
◆ 小間物屋政談   三遊亭窓輝

披露口上は、歌司・圓蔵・窓輝・圓窓・馬風の並び。
会場も大きくないところに、一杯の観客で、芸人さんたちも乗っていて、爆笑連続の賑やかな芝居で、新真打を祝うに相応しい雰囲気でした。

大名の末裔?

日本の歴史では欠くことの出来ない戦国武将の末裔を自称する、オリンピック代表のアスリートが、今流行りの"できちゃった婚"。
おめでたい話にチャチャを入れる訳ではありませんが、この人を外野から見ていて、詰め・脇が甘く、雑で落ち着きのない生き方をする人だなぁと思います。
酒気帯び運転をしたり、本番で靴の紐を切ったり、勝って嬉しいと言って泣き、負けて悔しいと言って泣き、トドメができ婚。
現代の「赤井御門守」は、これでいいのでしょうか・・?

Image

以前、仕事の関係で、やはり著名な戦国武将の16代目という人と接点がありました。
このアスリートのご先祖に、歴史上有名な合戦で滅ぼされた一族の末裔だそうです。
やはり、そういう目で見てしまう部分もありますが、とにかくとってもいい人でした。
おっとりして、穏やかで、ほのぼのとした・・・。
でも、戦国の世なら、一番最初に滅ぼされてしまいそうな。

 「これ三太夫、控えておれ。」

ウグイスとホトトギス

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この間帰省した時に、ウグイスの鳴き声に癒されました。
正雀師匠の「笠と赤い風車」を聴きました。
八代目正蔵(彦六)師匠が演って芸術祭賞かなにかをを受賞した、平岩弓枝原作の人情噺。
この噺のマクラで、ウグイスの巣に自分の卵を産み付けて育てさせるホトトギスの話が出てきます。

自分で子育てをせず、ウグイス等に托卵する習性がある。


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自然界の掟、人の世の業を考えさせられます。

”人の親の 心は闇にあらねども 子を思う道に
迷いぬるかな・・・”

この噺、オチを工夫して、何とかチャレンジしたいものです。

"こち亀"下手人御用

両さんの左手のマラカスを壊した犯人が、大騒ぎに驚いて"自首"して来たそうです。
まぁ情けない男です。
こち亀番屋にも恐れをなしたかもしれません。

両さんも、安易に他人に楽器を貸してはいけません。
もう絶対にやらないって?
いやいや、きっとやりますよ。
また貸す(マラカス)はずです。

2010年4月23日 (金)

異業種交流

異業種交流
今から10年以上前になりますが、異業種研修に参加しました。
3・4日の研修だったのですが、その時に同じグループだった人たち数名とは、未だにお付き合いをしています。
それぞれ業界を代表する企業の方々で、いつ会っても、大変刺激になります。
今夜も、いつもの四谷三丁目の店で・・。
何でしょうかねぇ、環境は似ていても、お互いに無責任に語れるのが、長続きの理由なのでしょうか・・。
まぁ、貴重な仲間だと思います。

こち亀番屋?

亀有駅前の「こち亀」の両さんの像が壊されたそうです。
いつの間にか、この周辺には、11体もの両さん像があるそうで、かめあり(困り)果てた地元商店主たちが、再発防止のためにパトロールを始めたようです。

まるで、「二番煎じ」の火の番・夜回りみたいです。
宗助さんや旦那やら先生たちが、両さんを守るために立ち上がったという訳。
あっちの方を見回って、犯人はこちかめ(こっちかも)なんてんで。
猪肉の鍋などをつついている暇はないでしょうが、心ない輩の牽制になるといいですね。

・・待てよ。両さんはお巡りさんですよ。
警察官が民間人に守ってもらう・・?。
ま、いいか。

国境(くにざかい)

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実家の前を流れる小川。
まだ清流は維持されていて、ハヤやアユなんかもいるようです。
しかしこの小川、ただの小川なんですが、ちょいと面白い。
写真の右側は山梨県、左側は静岡県。付いた名前が「境川」。
架かる橋が「両国橋」。すると我が家は両国広小路?
水だけでなく、境界線が走る県境の川。
しかも、電力会社も異なるため、50ヘルツと60ヘルツに分かれてもいるのです。
夏はこのあたりに蛍が舞います。
この間帰省した時は、ウグイスが盛んに鳴いていて、たけのこ掘りで疲れた身体を癒してくれました。

涙流して

圓楽師匠の「薮入り」を聴きました。
30年以上前の映像ですから、圓楽師匠40歳半ばで若いこと。

正直なところ、話芸も秀でているとは思えませんし、表情や仕草もこれといったものは感じられないのです。 (;;;´Д`)

(^-^; これぐらいの噺をする噺家さんは大勢いると思うのです。
この「薮入り」も含めて、そうそうあの「浜野矩随」も、私は、いくつかの噺のネタの参考にさせていただきましたが、「うわぁぁ、こりゃぁ絶対に真似できないよ」という感じではないのです。
それが、圓楽師匠の魅力だったのでしょうか・・・。

圓楽師匠は、涙を流して泣いています。
「(泣くシーンでも)噺家さん(演者)は高座で泣いてはいけない」という決まり事があるようです。
これは、一人が複数を演じる落語では、涙を流すと、その場面の全員が泣いてしまうことになりますから、人物の転換ができなくなるからだと思います。゚゚(´O`)°゚
でも、圓楽師匠の双眸からは、涙が溢れ、両頬を伝っている・・・。
美空ひばりさんが、「悲しい酒」を歌う度に、涙をいっぱいためているのも思い出されます。

あまり登場人物に入れ込むのは好ましいことではありませんが、その会場や観客の雰囲気で、高座の上で本当に涙を流すのも、たまにはありなのかもしれません。

圓楽師匠は、視聴したDVDではオチまで行かず、「薮入り風景でございます」と言っています。
「そうか、ねずみの懸賞で15円か。この先も立派に勤め上げろよ。みんな忠(チュウ)のおかげだ
」というのがオチ。
この噺も、いずれかのタイミングでチャレンジしようと思いますが、やはりオチを考える必要があるかもしれません。
「ねずみ」=「チュウ」=「忠」というのでは・・・ね。

(。・w・。 ) "薮入りや なんにも言わず 泣き笑い"

2010年4月22日 (木)

企業説明会

企業説明会
仕事の話はあまりしませんが、ここのところの就職難を思い・・。

都内のある専門学校が、来春卒業予定の学生を対象にした企業説明会を主催したので、人事担当者として参加して来ました。
学生たちも真剣な表情で各社のブースを回っています。
我が社のブースにも、2時間半ずっと絶えることなく来てくれました。
会社の説明はもとより、同じ世代の子を持つ親として、それから昔のリクルーターの頃を思い出して、久しぶりにスイッチが[ON]に入ってしまいました。
不況を反映して安定志向が強いようですが、実に色々な子がいるものです。
つい、「慣れないことだから疲れるでしょ?」とか、「身体に気をつけて頑張って!」などと、声をかけてしまいました。
この中から、一人でも"ご縁"があったらいいですね。

言いなり総理?

「おいおい、またかよ。」ってなもんで、内容はともかく、一旦政府として決めたことを、強面の幹事長の一言で引っ込めて、言われた方向で見直すという・・。
「あなたは総理・総裁ではないのですか?」と訊ねたくなります。
民意を大切にすると言いながら、このやり方こそが、今最も民意に反しているのが分からないのかなぁぁ・・。

やはり雪と同じで、ユキオちゃんの心は、積もるに連れて道を失っているのでしょうか・・。
迷い道くねくね・・です。

帰還歓迎

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故郷というのは、成功者は温かく迎えてくれるものです。
「無事帰還おめでとう」というポスターが、ガス会社のショーウインドーに貼ってありました。

成功しなかった人を、故郷は温かく迎えてくれるでしょうか・・・。
武隈親方をしくじった小緑(後の阿武j松)が、もしあのまま能登に帰っていたら・・・、どうだったでしょうか・・・?

昭和の爆笑王 三遊亭歌笑

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三平が憧れ、談志はその死に涙した――極端なエラ張り・斜視・弱視の「珍顔」でいじめられっ子だった少年が、やがて終戦直後の暗い世相を吹き飛ばす元祖「爆笑王」に! 弱冠33歳にして、進駐軍のジープに轢かれて即死するまでを一気に綴る爆走ノンフィクション! 死の直前、大宅壮一との対談風景を含む初出写真多数収録。

終戦直後の人気は物凄かったそうです。
ある意味で、落語のキワの芸人さんだと思いますが、この後に歌奴・三平時代に移って行く訳ですね。

こういう芸人さんたちは、自然に生まれて来るもので、本格派は育てなければいけない。
故五代目圓楽師匠が言っていました。
突然の事故死が、人気絶頂だった時期でもあり、悲劇性を際立たせますが、もしかすると、それで良かったのかもしれません。

2010年4月21日 (水)

村田英雄

ちょいと訳があって、村田英雄の曲を聴きました。
落語の稽古のためです。

「無法松の一生」「姿三四郎」「人生劇場」「王将」「男の土俵」・・・。
映像を見ると若い
驚いたのは、声帯模写の「コロッケ」によく似ているのです。
というより、あのコロッケが似た雰囲気なのです。

中で「男の土俵」というのは、本人の作詞・作曲です。
櫓太鼓が隅田の川に どんと響けば土俵の上で・・

天下泰平・国家安穏・五穀豊穣・・と叩く櫓太鼓の音。
隅田川の水面に響くようにと、櫓の上から太鼓を打ち鳴らすのだそうです。

大相撲5月場所もまもなく始まります。

普段着とよそ行き

市馬さんの「普段の袴」を聴きました。
この「普段の・・」というのも、なかなか分かりづらくなりました。

昔は、「普段着」と「よそ行き」と、着る洋服が違っていましたが、今はあまり区別がなくなって来た気がします。
フォーマルとカジュアルも、かなり曖昧になって来ましたよ。

尤も、私などは、ファッションなどというものには程遠く、仕事で着るスーツ以外は、パジャマぐらいしか持っていません。
また、それでも十分だという、情けない状態で・・・。

「よそ行き」っていう言葉の響きがいいと思います。
何か、「いつもと違うんだよ」なんてんで、ちょっと心が引き締まったものです。
こういうのは、もはや旧聞ですが、あのだらしのない格好のスノーボーダーには分からないでしょうね。

かあちゃん頑張る

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スペースシャトルも無事イメージが合わないロン毛のとうちゃんの待つ地球に帰還しました。
かあちゃん頑張りましたね。
スペースシャトルでの宇宙飛行は今年で終了するようですが、今宇宙にいる人たちは、どうやって戻ってくるのでしょう・・?

それにしても、アラフォーかあちゃんたちが頑張っています。
落語芸術協会の新真打の春風亭鹿の子さんも、初めての子持ち女流真打という、シシャモか昆布みたいな噺家さんです。

そういえば、育児休暇を取ったどこかの勘違い区長が、「母親は偉大だぁ!」なんて、やはり能天気なコメントをしていましたね。

2010年4月20日 (火)

火山噴火

アイスランドで火山が噴火して大変なことになっています。
今は噴煙や粉塵が上空にありますが、いずれ広いエリアを覆って、さらに降り注いで来ることでしょう。
黄砂なんてもんじゃない気がするのです。

聞けば、フランス革命も火山噴火に端を発する異常気象や社会の混乱が根底にあり、日本の天明の飢饉も火山噴火によるものだと言われるそうです。
これからまた色々なことが起こりそうです。

ところで、落語には天災が出て来ません。
江戸は、天災には縁のない、ユートピアだったのでしょうか・・?

着陸延期

スペースシャトルの着陸が、天候不順のため1日延期されたそうです。

それにしても、宇宙(無重力空間)にいると、人の顔も変わることが分かりました。

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地上で、鉄棒で逆さまにぶら下がった時のような、要するに頭に血が上った時のような顔になるものですね。
日本人のY宇宙飛行士も、ポスターで拝見すると、長い髪に笑顔が印象的ですが、宇宙船の中では、髪も浮いてしまって、顔も・・・。 (;д;)

ところで、チラッと見たのですが、Y宇宙飛行士がピンクの着物もどきを身に付けて、派手な扇子を持つ姿が配信されていました。
着物と言っても、裾が腰の下あたりまでしかないので、何のことはない法被を着ているみたいで、何とも品のない感じがしました。
どうして日本らしさを出すのに、あんな代物で表現するのでしょうか・・?
この間のオリンピックでも、フィギュアスケート日本代表の姉弟ペアが、趣味の悪い着物もどきのコスチュームで出ていました。
「ゲイシャ」「フジヤマ」のイメージが消えないのでしょう・・・・。
難しいと思いますが、和服を身に着けるなら、本式にやって欲しいものですね。

空に輝く星は、雨の降る穴だと信じている者には、俄かには信じがたい冒険です。

あぁ勘違い・・

上海万博のPR曲の盗作疑惑、大変な勘違いをしていました。
万博のPR曲として使われている楽曲が、日本のシンガーソングライターのヒット曲に似ていたというのが事実のようです。
万博の主催者から、曲の使用を正式に申請して来たとのこと。й

ちょいとみっともない話じゃないですか。
それじゃぁ「八頭身のドラえもん」とおんなじで、全く進歩がないということじゃん。
"万国に"公開するイベントなんだから、そんなことをしたら、すぐばれるでしょうにねぇ・・。

てっきり、主催者側から依頼を受けて提供した楽曲が、別の曲に似ていて、盗作と疑われたのかと思いました。
シンガーソングライターのOさんにお詫びしないといけません。

蒟蒻問答のにわか住職のような訳には行きませんぞ
  "葷酒山門に入るを許さず[不許葷酒入山門]" ?

落語で覚えた漢字

市馬さんの「蒟蒻問答」を聴きました。
蒟蒻問答・・、こんにゃくもんどう・・・。

考えてみると、落語に触れていなければ、恐らく、この漢字は書くことも読むことも出来なかったと思います。

そんなパターンがほかにもありますよ。
そう・・・、「悋気」・「吝嗇」・「幇間」あたりでしょうか。
「りんき」・「りんしょく」・「たいこもち(ほうかん)」。
尤も、「吝嗇」なんて書けないかもしれない。

2010年4月19日 (月)

上海万博のPR曲

日本人の作曲による上海万博のPR曲が、盗作を指摘されているそうで、中国の主催者は使用を止めるそうです。
盗作の真偽のほどを知る者ではありませんし、仮に事実なら何をか謂わんですが、あの違法コピーや海賊版の宝庫である中国でのニュースというのが、なんともブラックユーモアですね。
つい、あの「8等身のドラえもん」がいた遊園地のことを思い出してしまいます。
中国でも知的財産への対応のレベルが上がっているのなら、歓迎すべきことでしょう。



◆この後、4/20「あぁ勘違い」をご覧ください。

三遊亭竜楽独演会案内葉書

三遊亭竜楽独演会案内葉書三遊亭竜楽さんの独演会の案内。
なかなか行けなくて・・・。
来月は、ポルトガルでの口演があるので、独演会はやらないようです。以前から海外公演を続けていますので、今年もなのですね。

地域限定飲料

地域限定飲料静岡県と隣接しているわが町は、筍のほかお茶の産地でもあります。
お茶のブランドとして「甲斐のみどり」で統一されているようで、なかなのものだと思います。
従って、「お~い!お茶」や「伊右衛門」もいいですが、地元限定とはいえ、ペットボトルのお茶もあるんです。
甲斐のみどり「南部茶」という訳で。
今回も、4・5本持って帰りました。
昔から、身延山へお参りする人々にも、このお茶が振る舞われていたかもしれません。

2010年4月18日 (日)

真打昇進口上

今日の「笑点」で、落語芸術協会と落語協会のこの春真打昇進の披露口上をやっていました。 (o^-^o)
新真打がこれだけ(8名)並ぶと壮観でもあり、これからの精進の大変さが思われます。
なにか新入社員の挨拶みたいでした。

圓朝座ほか

ゴールデンウィーク恒例の、鈴々舎馬桜師匠の落語会のうち、独演会と圓朝座の1コマずつを予約することにしました。
早速、馬桜師匠宛にメールで予約しました。

まっつぐ・・

帰省中の車の中では、さん喬師匠のCDを聴きながらでしたが、その中で、「まっつぐな胡瓜ではなく、まっすぐな胡瓜。道はまっつぐ!」という部分があります。
「まっすぐ」と「まっつぐ」の使い分けです。

ところで、最近気になるテレビCMがあります。
人気若手プロゴルファのRくんの、ファーストフードMのCMです。
「・・食べてぇなぁ・・・・」というやつですよ。
とても変だと思います。

最近の若者言葉は、意味も解らずに使っていたり、「・・・じゃねぇよ」なんていうのが多くて、嫌悪感を感じます。
職人言葉は「・・じゃねぇよ」なんていうのがポピュラーで、字にすれば同じですが、若者言葉には、何かこう・・温かみがなくて、とても違和感がありますね。

このCMの場合、台詞は「食いてぇなぁ」か「食べたいなぁ」のどちらかではないでしょうか・・・?
Rくん、「食べてぇなぁ」っていうのは、ちょっと変だよ。Rくんのせいじゃないけど・・。
"締め出し"は、お花さんのようなお嬢さんでも、「食べる」じゃなくて「食う」ものですよ。

明るいほうへ

明るいほうへ
実家の本棚を何気なく眺めていて、偶然見つけた小さな本。
金子みすゞ童謡集「明るいほうへ」。
師匠のトークセッションを聴いたばかりなので、思わず手に取ってしまいました。
1995年の刊行ですが、母が読んだのでしょうか?


 明るい方へ
 明るい方へ。

 一つの葉でも
 陽の洩るとこへ。

 やぶかけの草は。

 明るい方へ
 明るい方へ。

 はねはこげよと
 灯のあるとこへ。

 夜とぶ虫は。

 明るい方へ
 明るい方へ。

 一分もひろく
 日のさすとこへ。

 都会に住む子らは。

2010年4月17日 (土)

たけのこ掘り

たけのこ掘り
都会の喧騒からは想像できませんが、そんなに寒くもなく、たけのこ掘りができました。
久しぶりに鍬を持つと、大変です。
近所のおばさんの指導よろしく、汗だくになりながらも、かなり掘ることができました。

天変地異・・・

ただいま午前7時。
春だというのに気温はなんと2℃・・・
聞けば、東京では1969年以来の春の降雪だという・・・・。
桜が咲いて、花吹雪の後に本物の雪は、洒落になりませんぞ。
これから、郷里でたけのこでも掘ろうというのに・・・。

ハイチとチリの地震、チベットでも大地震、アイスランドの火山噴火・・・・。
おかしいのは日本だけではなさそうです。
地球が病んでいるのでしょう。

今日は、新宿御苑で首相主催の桜を観る会があるそうです。この天気でも中止せず開催されるそうです。
H総理大臣のリーダーシップのなさに罰が当たったのでは・・・

ひぐらし寄席

隅田川馬石さんから、日暮里サニーホールでの独演会「ひぐらし寄席」の案内葉書。
19日(月)夜7時から・・。
行かれるかな・・ぁ。

花緑さん

柳家花緑さんを、先月の稽古の時に圓窓師匠が褒めていました。
今月の東京落語会のプログラムでも、布目英一さんが、「笠碁」の演出の工夫に賛辞を送っていました。
「教わったことを
そのまま演るだけじゃ駄目だよ。いろいろ工夫してみること。」って師匠。

そういえば、今回の東京落語会では、おじいちゃん(五代目小さん師匠)のことには全く触れませんでした。「そうです。それでいいのだ!」なのです。

ただ、「ボク」というのはいただけない。
以前、古今亭志ん輔師匠が、開口一番で上がった弟子が「ボク」と言ったのを、厳しくたしなめていたのを思い出します。
「ボク」という噺家さんはかなりいます。いつも気になります。

2010年4月16日 (金)

東京落語会

東京落語会
寒くて冷たい雨が降り続いています。
仕事が終わらず、会場に着いたのは、6時半を過ぎていました。
第610回の東京落語会です。

◆ 悋気の独楽              三遊亭鳳志
◆ 兵庫舟                     古今亭菊志ん
◆ 将棋の殿様         桂南なん
◆ 唐茄子屋政談       金原亭伯楽
◆ 花見小僧          柳家花緑
◆ 彦六伝            林家木久扇

仲入り後に花緑さんが出てくると、客席から「おめでとう!」の声がかかりました。
数日前に、入籍したというニュースが流れたばかりで、ファンは良く知っています。

今夜も、いつもの虎ノ門の焼鳥屋さんで、頓平・金魚・乱志の落語鼎談。実はこれが一番楽しい。

100年ぶり・・?

寒い・・。
昨日、南国宮崎県では、最高気温が10℃に達しなかったそうです。
4月の最高気温が10℃を切ったのは、100年ぶりだとか。
「ここで会ったが100年目と思いました。」って、「百年目」みたい。

寒さで新芽は育たず、遅霜にやられ、おかげで野菜の値段は上がる一方です。

寒いと咳も治らない。
    咳が止まらないと稽古ができない。
       稽古ができないと焦る。
          焦ると冷や汗が出る。
             だからますます寒い・・。

学士会落語会例会の案内

学士会落語会の第28回例会の案内メールが届きました。

5月の例会は、噺家が憧れる噺家といわれている、柳家小満ん
師匠
をお迎えして、滑稽味とお色気のある噺を、「独り看板」
聴かせてもらいます。

2010年4月15日 (木)

みんな違って

みんな違って
詩人金子みすゞの最後の1日を、師匠が人情噺にし、外村節子さんの切り絵で綴った「みんな違って」の出版記念のトークセッションが、池袋のジュンク堂書店で開かれました。
こういう類いのイベントには馴染みがなかったのですが、とても温かい雰囲気で、楽しむことが出来ました。
師匠と外村さん、出版社の社長も入ったトークの後で、師匠の一席。

    ◆ つ る            三遊亭圓窓

終わってから、師匠と外村さんのサインをしてもらい、1冊購入。
師匠が、落研の先輩の朝大師匠と団巣師匠が、浅草演芸ホールの真打披露に来てくれたと、大変喜んでいました。

師匠の本のサインには、こんな言葉が添えられていました。
 "みんな違ってそれでいい みんな同じじゃ恐ろしい"

弱り目に祟り目?

世界一の自動車メーカーだったT社。
ところが、リコールや欠陥の疑いは、エコカーだけではないようです。
異常とも思える急激な拡大は、顧客志向だけでなく商品品質も疎かになっていたのでしょうか?
高級ブランドで売っている車が、「買ってはいけない」と安全性が問題視されてダメ出しなんて  「江島屋怪談」の江島屋のようにならなければ良いのですが・・・。

思えば、去年の今頃は、まだ得意の絶頂にあり、同社の出身者などは、ただそれだけで、コンサルティングやマネジメントに引っ張りだこでした。
ところが、ここのところの一連の対応で、はからずも、トップも組織も、世界一などとはとても言えない状況であることが露呈してしまいました。
さらに、この黄昏に輪をかけて、社内の内紛や不満も外に洩れ出しているようなのです。
内紛は、創業家と非創業家のトップ経験者との間で、お互いの資質批判と責任の擦り合いのようです。

やはり、科学的ではありませんが、人の営みには、"身の丈"というのが、いつの、どの世界でもある気がします。
けだし、世にスーパーマンは存在せず。
あるのはただ、俗人たちのさもしい料簡のぶつかり合いのみ。
・・だとしたら、とても残念なことです。

浅草演芸ホールの披露公演

落研の先輩の愛詩亭朝大師匠と愉し家団巣師匠は、師匠が二つ目の頃に落研に来ていただいていた頃の現役部員で、ずっと親しくお付き合いされているそうです。
このお二人が13日の浅草演芸ホールの昼席、窓輝さんの真打昇進披露に行った時の模様を教えてくださいました。

窓輝さんの打昇進披露、「平日だしそれほど慌てなくても大丈夫だろう」と、「浅草ことぶ季亭」の下見でゆっくりし過ぎたのがまずかった。
開場前というのに既に長蛇の列、後期高齢者予備軍のわれわれ二人、ずっと立ちっぱなしかと絶望の淵にのぞんで途方にくれていたところ、われわれが貴兄に手配してもらった緑色の入場券をぶらぶらさせているのを係の人が目ざとく見つけてくれて、「お二人様!こちらからどうぞ!」ときたもんです。
うれしかったですね。居並ぶ庶民どもを睥睨しながら堂々の入場、日頃格差社会の悲哀を味わっている身には久々に覚えた高揚感でした。
開演すれば後ろもわきも立ち見で一杯で、よくぞ集めも集めたりです。
中入り後の口上は窓輝、円窓親子を真ん中にして、左は司会の正蔵、扇橋、円蔵、右は円歌、そして協会会長馬風の各師匠。それぞれが、あまり型にははまらぬ口上で場内は抱腹絶倒、最高の盛り上がりで、中でも円窓師匠の気のきいたせりふに観客は喜び大いに沸いていました。
真打披露という特別興業であるためにしても、これほど充実の寄席風景は初めてのことです。おかげさまにて隅から隅まで堪能しました。


そうなんです。
私も、真打昇進披露の芝居に通ったことはなかったので、ご縁もあって窓輝さんの慶事を拝見することができて、本当によかったと思っています。

永久追放・・

ボクシング界の癌、スポーツマンの風上にも置けない輩が、事実上永久追放されたようです。
当然だと思います。遅すぎるぐらいです。

一方で、比べるのさえも失礼だと思いますが、メジャーリーグで、前チームメートやファンたちに賞賛された松井の偉大さを実感します。

2010年4月14日 (水)

発表会の出演順

5月29日と30日の発表会の出演順番が決まりました。

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先日の「へ組」の稽古の時に、師匠に決めていただいたようですが、今までは入門の若い順というのが原則でしたが、今回は一部くじ引きも採用したとのこと。

①29日「ん組」
 三流亭
 窓口    「代書屋」
 三流亭 まど音   「半分垢」
 三流亭 商人    「小言念仏」
 三流亭 流三    「浜野矩随」
    (仲入り)
 三流亭 びす太   「松竹梅」
 三流亭 窓蕗     「小噺」
  三遊亭 圓窓    「おたのしみ」

20100311003100jpg_2②30日「へ組」
 三流亭 円ドル    「長短」
 三流亭 無弦     「厩火事」
 三流亭 まど深    「千早振る」
 三流亭 まど舞    「桃太郎」
    (仲入り)
 三流亭 まど女    「首屋」
 三流亭 まどる    「つる」
 三遊亭 圓窓    「おたのしみ」

落語百選≪40≫

Img デアゴスティーニの「落語百選」も全50巻のうち40巻まで来ました。

◆ 馬の田楽  桂文生
◆ 崇徳院    春風亭小柳枝

「馬の田楽」は、昔は古今亭今輔師匠、そして今は桂文生師匠でしょう。
とても江戸落語とは思えない雰囲気と言葉遣いは、江戸っ子ではない二人の師匠の独壇場と言えるでしょう。

「崇徳院」の舞台は、上野のお山の清水さまです。
百人一首が話題となる落語は、これと「千早振る」が双璧でしょう。
今ではありえないような、初々しいところがいいですよ。

談志 come back?

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立川談志師匠が、8ヶ月ぶりに高座に上がったそうです。
談志師匠は、病気治療のため活動を休止していましたが、紀伊國屋ホールで高座復帰。
「談志 最後の根多(ねた)帳」(梧桐書院)の刊行を記念した「立川流落語会」で、弟子の談春さん、志らくさんの3人による座談会の後、トリの高座に。
記者会見では、いつものとおりの談志節炸裂ではありますが、やや寂しいコメントだったようです。
「老兵は消え去るのみ。自然消滅するんじゃないですか。」
「精神的、肉体的にこれで最後かもしれない。舞台に出ても声が出ない。」
「引退という気持ちはないが、引退しろと言うもう一人の自分もいる。」
「これで声さえ出て動きも機敏なら、20歳は若く見えるんだが。今はほとんどのことに興味がなくなっている。最後に残るのは落語かな。」

今日は・・

今日は4月14日。
いいですか、今日は「14日」ですよ。
2月がバレンタインデー、3月がホワイトデー、そいでもって今月はオレンジデーなんですって
二人の愛を確かめる日なんだそうで。Pic4
柑橘類生産農家が日本記念日協会に登録したもので、オレンジが「花嫁の喜び」という花言葉を持つことに由来しているからだとか。

それなら、来月の5月14日は、二人の間にすきま風が吹き始める日?

2010年4月13日 (火)

鈴々舎馬桜師匠から

先日、鈴々舎馬桜師匠より、恒例のお江戸日本橋亭での独演会や「圓朝座」の案内DMが届きました。
残念ながら?ゴールデンウィークといえども何も予定など入っていない悲しい境遇の私ですから、お世話になりますか。
今月の「紀伊國屋寄席」でも聴かせていただく予定です。

花緑さん結婚

柳家花緑さんが、4歳年上の一般人女性と入籍したと発表。
「今後は二人で明るい家庭を作り、彼女にはお内儀さんとして、私の仕事をしっかり支えてもらい、二人で沢山のことにチャレンジしていきたいと思います」と今後の抱負を語ったそうです。
野暮なことですが、花緑さんは、かつて同じ噺家のKさんと実質的な結婚をしていたのですが、別れた後に、"追っかけ"をしていた彼女と知り合ったそうです。
おめでたい話です。

天候不順?

先日、プロ野球の若手コーチが、突然クモ膜下出血で倒れ、数日後に亡くなってしまいましたが、全く同じようなパターンで、会社の55歳の男性が・・。
血圧が高い訳でもなく、前兆があった訳でもなく、突然のことだったようです。
今年の不順な陽気も、何らかの影響があるのでしょうか?
昨日は初夏、今日は一転して冬の気候で、とても身体が追い付いていけません。
暫くこういう天候が続くようですから、体力のないお年寄りには、つらいことでしょう。

2010年4月12日 (月)

花いかだ

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桜の花が水面に散って、一面に花びらが浮き漂っている様子を「花いかだ」といいます。春の季語にもなっているそうです。
散り始めた桜の花びらが水面に浮かび、あたかも筏のように映るのでしょう。

植物にも 葉の上に 小さく 人が乗っているような「花いかだ」と呼ばれる植物があるようです。この花はミズキ科ハナイカダ属の落葉低木で、雌雄異株です。
食用とされるのは主に『新芽』で、雌株に着く果実は、『果実酒』などにして利用されているそうです。

落語の「花筏」はお相撲さんです。

政府専用機

ヨーロッパの某国の大統領や高官ら約100人近くが乗った政府専用機が墜落、生存者ゼロ。
昔、社内旅行などで、バスや飛行機を使う時は、必ず2組に分かれて移動したものですが・・。
「大山詣り」で、船が転覆して、大山詣りの旅の一行全員が亡くなるというのは、熊さんの狂言ですが、こちらは洒落になりません。
トップの突然の死は、悲しみに加え、国政に大きな影響を及ぼすことでしょう。
不謹慎ではありますが、もしもアジアの某国で同じような事故が起こったら・・、あんまり関係ありませんか。
トップが突然いなくなってもびくともしない。
究極のリスク管理が出来ている国だと言ったら、究極の皮肉になりますね。

桜花散りつつ

桜花散りつつ 今年の桜は、随分長い間鑑賞することができましたが、そろそろ"しづ心なく"散り始めているようです。
上野のお山は、相変わらずの賑わいでしたが、かなり葉が目立ち、ハラハラと風に舞う花びらが綺麗です。
清水さんの枝垂れ桜はこれからです。
若旦那とどこかのお嬢さんがここで出会い、お互いに恋患いしたんですねぇ。

  割れても末に買わんとぞ思う・・・

地元の有名人

201004111724000今、我が松戸市で、世界的に有名なのは、スペースシャトルで宇宙にいる山崎さんでしょう。

「馬津郷寄席」で市民会館に行くと、貼ってありましたよ。
ポスターやら何やら・・・。

201004111724001

「小さい頃、よく近くのプラネタリウムに通った」というコメントがありましたが、恐らくこの市民会館のプラネタリウムだと思います。
この場所で、宇宙への夢を育てていたんですね。

聞けば、我が子たちの中学校の先輩になるようです。

プロが子どもに負けて

何年か前、自分の不甲斐ないピッチングに腹を立てて、利き手の拳で壁を叩いて骨折し、シーズンを棒に振ってしまった、とてもおバカなプロのピッチャーがいました。
サッカーでも、よく自陣のゴールにシュートを蹴ってしまう、トホホな選手がいます。

大相撲の某人気力士が、巡業で子どもを相手にしていて、土俵下に落ち、古傷を痛めてしまったそうです。

身体が資本のアスリートは、怪我が大敵ですが、思いもよらない危険は、至るところにあるもので、一瞬の油断も出来ません。
舌を噛んで、足が痺れて稽古出来ない噺家さんも困りますね。

  噺家さんには愛想が尽きた 稽古帰りの間抜け面・・

東京人

Photo

幼い頃の記憶の原点に「夢の超特急」というのがあります。
言わすと知れた新幹線のことです。

雑誌「東京人」が新幹線の特集をしています。
昭和39年10月1日、東京オリンピック前に、東京―新大阪間を時速210キロで結ぶ「夢の超特急」が開通。
以来、新幹線網は全国に広がり、九州から北海道までがつながるのは数年後のこととなった。
その、西へ、北へと延びる新幹線の心臓部となる発着駅は、東京。
都内を走る新幹線線路は、全国へ通じる大動脈だ。

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幼い頃に新幹線に乗る機会というのはあまりありませんでしたが、乗り物好きの男の子にとっては、文字通り「夢の超特急」でした。
親戚のお兄さんに連れられて、東洋一長いと言われる富士川鉄橋まで行って、「ひかり」が通過するのを飽きずに見ていたものでした。
富士山を借景に鉄橋を渡る「ひかり」の写真は、多くの人にとっても、新幹線の象徴的なイメージだったと思います。
小学校の遠足で、静岡駅前のデパートの屋上から俯瞰した静岡駅に停車する「こだま」。
この絵を描いて、何か賞をもらった記憶もあります。
叔父に、レールの上を電池で動く新幹線のおもちゃを買ってもらい、後で親から「こんなに高価なおもちゃをねだって」と叱られたり・・・。

Ticketcase

2010年4月11日 (日)

馬津郷寄席

春風亭一之輔さんの独演会「馬津郷(まつど)寄席」も第14回目。
定員50名は今日も満席でした。

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◆ ざるや     春風亭朝呂久
◆ 普段の袴   春風亭一之輔
◆ 明烏      林家たけ平
◆ 鰻の幇間   春風亭一之輔

先輩の頓平師匠も聴きに来られていました。
今回は抽選には当たらず、手ぶらで帰ることになりました。

紀伊國屋寄席のチケット

紀伊國屋寄席 最近落語が好きになりつつある従妹から、紀伊國屋寄席のリクエストがありました。
昨日・今日と、チラシづくりに疲れていて、少しは運動も必要かと、新宿まで行くことにしました。
紀伊國屋寄席は、ぴあやイープラスなどでは取り扱っていません。
電話でも予約出来るのですが、席が選べないので、直接"キノチケットカウンター"に行くに限るのです。
やや後方ながら、通路に面した席を入手できました。
従妹には、「わざわざ、わざわざ新宿まで出て・・」なんて、恩着せがましく言いました。

ひょうたん島動かず

作家の井上ひさしさんが亡くなったそうです。

故人の物凄い業績や作品の詳細を知る者ではありませんが、仙台を舞台にした「青葉繁れる」という自伝的小説。仙台一高のご出身だそうで。確か、大学時代に同名の映画を観た記憶があります。
それでも、「へぇぇ「ひょっこりひょうたん島」の原作者は仙台に住んでいたんだぁ。」という程度のものです。

数年前には「円生と志ん生」という劇が上演されていましたね。

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国民的はなし家、円生と志ん生。うちひしがれた戦後の日本人を心底笑いで励ますことになるこの二人の大名人は、敗戦のときを満州南端の都市大連で迎えていた。ソ連軍進攻と同時に大連は封鎖され、日本国からは見捨てられる。二人が再び祖国の地を踏んだのは、じつに六百日後のことであった。・・・・・。
なんていう紹介文がありました。

あの有名な、圓生師匠と志ん生師匠が満洲に行った話を戯曲化したものです。

そんなことが・・?

もしかすると空耳かもしれないというようなニュースを聴きました。

仙台市近郊のゴルフ場で、コース内の芝が燃える火事で、900㎡近くが焼けたのだとか・・・。
きっと、心ないゴルファーのポイ捨てタバコが原因だろう・・って、どうもそうではない。
消防署では、ゴルファーがボールを打った時に火花が出て、それが草に燃え移ったと見ているそうです。
確かに、あのあたりのことですから、まだ草は枯れていることでしょうが、いくら乾燥していたとはいえ、そんな小さな火で引火するものなのでしょうか・・・
そもそもインパクトの瞬間に火花が散るものでしょうか。
スウィートスポットに当たったのではなくて、フェースで強く擦ったら・・もしかすると・・・・。それでも、信じられません。

ところで、今開かれているマスターズでは、ギャラリーと言わずにパトロンと言うんですね。
伝統あるゴルフトーナメントですから、一般の観客は入ることができないようです。パトロンでなくっちゃあいけない。

2010年4月10日 (土)

真打昇進披露

Img_0009

今日の末廣亭の千秋楽は、窓輝さんの披露の日です。
・・本当は行くつもりでいたのですが、どうも風邪による咳が止まらず、家で静養することにし、失礼することにしました。
今日は、芝居の千秋楽で、しかも土曜日ですから、今頃新宿末廣亭は満員大入りになっていることでしょう。

この昇進披露公演が終わって、窓輝さんの表情がどう変わっているのかを見るのが、実はとても楽しみです。

落語っ子連発表会のチラシ

Img_0020 以前、まど深さんが作ってくれた落語っ子連の発表会のチラシを、少し変えさせてもらい、「流三版」のチラシを作ってみました。

・・・という訳で、今日はずっとパソコンに向かってしまいました。

おかげで、肩は凝るわ、腰は痛いわ・・・で、もう大変です。

お江戸OB落語会プログラム

Img_0005 一見するとポスター(チラシ)と同じですが、これがプログラム(案)。

同じコンセプト、デザインを意識したのと、そんなに多くのパターンを考えたり、作ったりすることも出来ませんから。

右下の紙切りのシルエット
は、実は落研にとって、とても伝統のあるものなのです。

恐らく、先代の林家正楽師匠が、落研主催の落語会にご出演の時に切ってくださったのでしょう。Img_0003
私が在籍していた当時から、ずっと昔からプログラムやポスターに使っていました。

勿論現物ではありませんが、コピーしつつ、ずっと使っているという訳。
これは、昨年のOB落語会のプログラムをコピーしたものです。

いいでしょ。

鳳楽独演会案内葉書

Img_0008 ここ暫くご無沙汰している日暮里サニーホールの「三遊亭鳳楽独演会」。

今月の演題は、「心眼」と「引越しの夢」。

「心眼」・・・・。心の眼。

聴きに行こうかな。

ポスター(チラシ)づくり

Img_0004 軽い気持ちで始めたプログラムとポスター(チラシ)づくりでしたが、両方とも完成させるのに、とうとう朝から夕方までかかってしまいました。

なかなか上手く、美しくはいきませんでしたが、まぁこんなところでお許しいただくことにしましょう。
早速、OB会のHPにもアップしましたよ。
← これはポスター(チラシ)

プログラムの中は、お楽しみということで、今しばらく非公開ということで。

2010年4月 9日 (金)

片しゃぎり

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高座には「出囃子」に乗ってというのが、落語では自然です。あの三味線の音が無ければ噺家は高座に上がれないように思いますが、東京落語では、出囃子は上方から移されて80年ほどの歴史しかないのだそうです。
それまでは、「片しゃぎり」という太鼓で静々と高座にあがっていたとのこと。
それは、噺一本で聴衆を堪能させる「素噺(すばなし)」は、無骨な太鼓の音で地味に上がるのが粋とされていたからなのだそうですから、いかにも江戸っ子らしい発想です。

この昔かたぎの東京落語に上方の出囃子が入り込んだのは、大正時代の東京落語界の分裂騒ぎがきっかけで、若手の人気者を数多く擁する落語睦会は寄席の充実のために次々と新機軸を打ち出した、その一環として出囃子を導入したのだとか。
五代目柳亭左楽師匠が「これからの寄席にはこうした賑やかな演出が不可欠だ」と断じて周囲を説得したといわれるようですから、結果的には英断だった訳ですね。

出囃子なかりせば、戦後の落語全盛期の賑わいはずいぶんと違ったものになっていただろうし、ラジオやテレビで落語を楽しむスタイルがここまで定着しなかったかもしれませんね。

鈴本演芸場の早朝寄席や末廣亭の深夜寄席などの若手の落語会では、お囃子さんがいないので、三味線なしの太鼓のみで演っていますが、これはこれで趣がありますよ。

お江戸OB落語会で、私の出で、寝蔵師匠に太鼓をお願いするという趣向。どうでしょうか・・・・。
いえいえ、決して、芸がない分を目先の変化で誤魔化そうなんという料簡ではありませんよ。

お江戸OB落語会

OB会長の蕪生師匠から封書が届きました。
落語会に関するご意見か、何か指示かと開封したところ、中華レストランのパンフレットが入っていて、「料理を決めてください。」・・。
落語会の後の懇親会のことでした。
えっ そこまで
懇親会のことまでは全くイメージしていませんでした。
 (;;;´Д`)
無粋な私は、懇親会まで思い至りませんでしたし、聞けば、落研OBだけでなく、初代OB会長だった故麻雀亭駄楽師匠のご学友の方々もご出席くださるようですから、それこそ私の一存では・・。
という訳で、蕪生師匠には「お助けください」と頭を下げることに。
「すみません。」 
m(_ _)m

Takenoko

竹の旬と書いて筍(たけのこ)。
何の取り柄もない郷里の町(村?)も、筍は美味いんです。
昨夜は出張の深夜帰宅でしたが、今朝は朝食から"筍づくし"でした。
今までなら、何も考えずにパクつきますが、両親や近所の老人が、文字どおり老骨にムチ打って掘って送ってくれたかと思うと、有り難く噛みしめて食べなくては、と思います。
筍は、食物繊維が豊富で、カロリーも低いですから、安心して食べられます。
来週は、筍掘りに帰ろうと思います。
郷里が懐かしくなります。

太鼓

先輩の喰亭寝蔵師匠は、郷里の新潟県K市にお住まいですが、地元の和太鼓の保存会で、太鼓も稽古をされ、叩いておられるそうです。

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今度のお江戸OB落語会では、勿論名人寝蔵噺をご披露くださいますが、会場の「浅草ことぶ季亭」には太鼓があります。
「それじゃぁ、"締め太鼓"でも叩きましょうか。」という願ってもない言葉をいただきました。
「そりゃ有難い。それなら一番太鼓も仲入りも・・。」なんてんで。
当日は、"寝蔵社中"のお囃子が入り、彩り鮮やかになりますね。

そうだ
私の"落とし噺"の出も、「片しゃぎり」でお願いしてみましょうか。

2010年4月 8日 (木)

大阪

大阪
午前中の社内研修の講師を終えて、東京駅13時発の新幹線で大阪出張。
16時過ぎに到着してミーティング。
18時からは年度初めの所長会議と懇親会に出席して、21時ののぞみで帰る車中です。
東京駅着は23時半頃ですから、家に着くのは0時を過ぎるでしょう。
若い頃は頻繁にあったパターンですが・・。

クモ膜下出血

読売巨人軍のKコーチが、突然のクモ膜下出血で亡くなってしまいました。

働き盛りの若い世代に多く、命を落としたり後遺症に悩まされたりする重い病気。しかし、確実な予防法はなく、専門家は「50代になったら数年に一度は脳ドックを受けてほしい」と言っています。

たまりませんねぇぇぇぇ。
会社の産業医の先生にお聞きしたら、一般的に、何の前兆もなく突然倒れるケースは、かなり多いそうです。

クモ膜下出血のおもな症状は・・・、
  ① 突然の激しい頭痛
  ② 頭痛がいつ始まったか分かる
  ③ 頭痛の原因は分からない
  ④ 吐き気を伴う
  ⑤ 冷や汗を伴う
  ⑥ 意識朦朧・不明
  ⑦ 物が二重に見える・手足の痺れ   ・・。

立ち上がれ

1191948_img1 老人新政党「たちあがれ日本」のニュースを聞いて、なぜかあるアニメを思い出しました。

手塚治虫原作の漫画に「ビッグX」というのがあります。
確か谷川俊太郎作詞の主題歌に、「立ち上がれビッグX
」というフレーズが何度か出て来ましたよ。

主人公が、人間の20倍の大きさの鋼鉄の強靭な身体になり、悪者と戦うというものだったと記憶しています。
「弾丸なんか跳ね返せ、ジェット機なんて手づかみだ」なんていう勇ましいものでした。
それにしても、あの「たちあがれ日本」が、「たちあがれずしょぼん」にならなければと・・。

たちあがれ・・?

お年寄り代議士2人が中心になって結成するという新党の名前が「たちあがれ日本」になるようです。

歳のせいでからっきし足腰が弱くなり、膝痛の痛みを必死にこらえながら「よっこらしょ」と立ち上がろうとしている高齢者の姿を連想してしまうのは、私だけでしょうか・・・?
だから「よっこらしょっ党」がいいじゃありませんか。
それとも、元気な高齢者の党「たちゃぁがれ日本」なんて、啖呵を切るような名前も江戸っ子みたいでいいですね。

2010年4月 7日 (水)

浅草ことぶ季亭

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落研のOB会長の蕪生師匠が直々に予約してくださった「浅草ことぶ季亭」のHPを確認したところ、予定表の5月22日の場所に、「落語会(午後)」と入っていました。
本番まで、もうあと1ヶ月半です。

アルハラ?

【アルハラ】・・・・、"アルコールハラスメント"のことだそうです。
私は「サケハラ」がいいと思いますが。
要するに、お酒を飲むのを強要したり、飲めない人に無理やり飲ませたりすること。

「俺の酒が飲めないのか。」とか、「一人前の社会人は酒が飲めなくては。」とか、「さぁ、飲みニュケーションだ。」だとか・・・。
私は、あまり酒が強くないし、そんなに好きでもありませんから、ずぅっと昔から、嫌でしたね。
なんで好きでもないものを無理して飲まなくっちゃぁいけないの?
飲める人たち、酔っ払いから勝手に決めつけて欲しくないなぁと、いつも思っていましたよ。

幸いだったのは、落研でも会社でも、所謂大人が多く、最初だけは試されましたが、「後は当人の器量で飲め。」という感じで、あまり苦労はしませんでした。
むしろ、いつもヘベレケになって、他人に迷惑をかける人を、常に批判的に見ていました。
「サラリーマンは、酒・麻雀・ゴルフが出来なけりゃ・・・」なんて、馬鹿じゃなかろうかと思いますよ。
そうやって、随分無駄な時間や金を使ったり、家庭が崩壊してしまった人も、昔は多かったのでしょうね。
改めて「アルハラ」なんて言わなくても、最も卑怯なパワハラのひとつだと思っています。

その点落語には、ほとんどアルハラはありませんね。
みんな貧しいですから、飲むなと言っても、あればみんな飲んでしまうのが多いですよ。
いいじゃぁないですか。酒が好きなんだから・・・・。
「替わり目」の旦那も、「親子酒」の父子も、厄介な酒飲みですが、とても愛嬌があります。
飲み屋で「自分のウチだ。」「いやオレの家だ。」と言い争う親子なんて、抱きしめたくなるほど無邪気ですよ。中には、酒に溺れて身を持ち崩す人もいましたが。
・・・アルハラがあるとすれば、「らくだ」の丁の目の半次が、屑屋さんに無理やり酒を飲ませますが、そのうちに酔っ払った屑屋さんに反対に脅されたりしますから、これまた似た者同士で罪はないしょう。

無理やり酒を飲まそうとするのが「アルハラ」なんだそうで。
でもやっぱり「サケハラ」の方がいいですよね。これが度を過ごすと「サケハラ」。
「サケハラス(鮭ハラス)」を肴に一献傾けたくなり鱒(ます)ね・・・。

新入社員は「ETC型」

私の会社にも新入社員が入って来ました。

今年度の新社会人は、厳しい就職戦線を勝ち抜いてきたと同時に、いわゆる“ゆとり教育”を受けた第一世代ということで、ある団体によれば、今年の新入社員は、親密になる直前まで心の“バー”が開かない、「ETC型」と言うんだそうです。ETC専用

・・・なるほど・・。ETC一般

お江戸OB落語会案内メール

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私を除いて、演題が概ね確定しましたので、OBの皆さんへ案内メールを再度送信しました。

念願だった、花の東京で初めて開催するという、大変意義深い?OB落語会です。
本番までもうあと1ヶ月半ですから、いつまでも言い訳ばかりは言っていられません。

                                            

                             平成22年4月吉日
 OBの皆さま
                     落語研究部OB会
                      広報担当 二代目金願亭乱志
           「お江戸OB落語会」のご案内
拝啓 早春の候、皆さまにおかれましては益々ご清祥のこととお慶
び申し上げます。
平素よりOB会の活動に格別のご理解とご支援を賜り、厚く御礼申し
上げます。
さて既にお知らせしているとおり、落語研究部も昨年の創部50周年

を終え、100周年に向かいスタートを切ろうという訳で、念願の東京
での落語会を下記日程にて開催いたします。
当日の番組とともに、改めてご案内申し上げますので、何卒ご来場
賜りますようお願い申し上げます。                 敬具
                   記
          ★★ お江戸OB落語会 ★★
  ◇ 日時   平成22年5月22日(土) 午後1時開演
  ◇ 場所   『浅草ことぶ季亭』(あさくさ・ことぶきてい)
           〜東京都台東区寿1-6-7 
             東京メトロ銀座線「田原町駅」より徒歩3分      
          → 
http://asakusakotobukitei.jp/default.aspx
  ◇ 木戸    入場無料
  ◇ 番組    NOVA寿限無     東風亭梅香
           落とし噺         金願亭乱志
           粗忽の使者       談亭志ん志
                      仲入り
           不動坊           井の線亭ぽんぽこ
                    長短           喰亭寝蔵
                    干物箱           桂友楽
            ※内容は変更する場合もあります。
    ◆会場は広くありません(50席)ので、予めご了承ください。
    ◆OB落語会の後の懇親会にも是非ご出席ください。

2010年4月 6日 (火)

月例三三独演

月例三三独演
三三さんも久しぶりな感じがします。

 ◆  浮世床      柳家三三
 ◆  藁人形      柳家三三
 ◆  犬の眼      鈴々舎わか馬
 ◆  明烏       柳家三三

今日は、なかなか聴き応えのある内容でした。
「藁人形」は、悪者が出、怨念も渦巻き、陰湿な噺で、あまり好きではありませんが、しっかり"三三節"になってはいました。
「明烏」で感心したのは、町内の札付きの源兵衛と多助の演じ分けがはっきりしていたこと。
二人の性格や役割がしっかり描かれていたので、展開が分かりやすかったと思います。
「なんで?」という台詞が江戸弁でなかったのは、今時の若い者を表すための演出だということにしたいと思います。

ところで、ゲストの鈴々舎わか馬さんは、今秋に真打昇進ですが、「柳家小せん」を襲名するそうです。
柳家の大きな名跡です。
先代は亡くなってまだあまり時間が経っていませんが、いいですよね。まことにおめでたいことです。

はやし家林蔵師匠の訃報

はやし家林蔵師匠が、ご逝去されたそうです。享年67歳。

地味な芸風で、最近はあまり聴く機会がありませんでしたが、確か、私の「子ほめ」は、前座時代(金原亭小駒)の現金原亭馬生師匠と、当時真打になりたての林蔵師匠のミックスでしたから、かなり思い入れがあります。

 千葉県出身。1961年、三代目三遊亭金馬師匠に入門。
65年に八代目林家正蔵師匠門下に移り、75年はやし家林蔵で真打ちに昇進。

政党離脱

前与党の大物が、高額不正子ども手当受給代議士と同様、離党届を出したそうです。
既に郵政選挙の時に離脱していた、これまた大物と二人で新党を結成するそうですが、ともに病気を抱えた後期高齢の新党は、果たしてうまく行くでしょうかねぇ?
名前は、「(期)(齢)」がいいですね。「孝行糖」みたいで。

素朴な疑問は、選挙区で落選して比例区で拾われた人が、1年も経たないうちに離党して国会活動を続けるということですよ。
何か、足を出してゴールするスケートのショートトラックみたいで、この形は、きっと江戸っ子は嫌うでしょう。
だってね、何か卑怯な気がしますよ。
えっ この人の選挙区は東京 ダメだこりゃぁぁ。

貧乏長屋からの会話が聞こえて来るようです。
「大家さん、この新党はうまくいきませんよ。」
「ほぅ、八っつぁん、そりゃまたどうしてだい?」
「だって、二人の名前をご覧なさい。"与""野"党から批判されて、泥"沼"にはまり、結局"平""謝"りになりますよ。」・・。
あぁ、しんど(新党)。

OB友楽師匠から

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先輩の桂友楽師匠から、「お江戸OB落語会」の演題の連絡がありました。
「干物箱」をお演りになるそうです。

これでやっと番組の大筋が固まりました。

  ◆ NOVA寿限無      東風亭梅香
  ◆ (落とし噺)        金願亭乱志
  ◆ 粗忽の使者       談亭志ん志
                仲入り
  ◆ 不動坊          井の線亭ぽんぽこ
  ◆ 長短            喰亭寝蔵
  ◆ 干物箱          桂友楽

(;ω;)全体的には、もう少し大きな噺を入れたいのですが、「下手な人情噺は要らない」とも言われますので、まぁこんなものでしょう。
それよりも、私も早く「落とし噺」でなく、ネタ出しをしないといけません・・・。まぁ、素人噺は短かきにしかずという意見もあり、今回は努めてライトな演題にしようと思います。
懸念されているような長講・人情噺を封印し、浅い所でご機嫌を伺います。昨年の落語っ子連で演った「三方一両損」でも演ろうか・・・。
新しい人情噺チャレンジは、現役主催の仙台でのOB落語会で

「まくら」第11号

学士会落語会の会員誌「まくら」が配信されました。

Manekii

例会の様子の紹介のほか、役員の東大OBの「Iさん」の、≪「平成の落語ブーム」について一考≫という投稿に興味が湧きました。

もし、枝雀落語が存在しなかったら、果たして今の落語界があったかどうか。
枝雀落語が「平成の落語ブーム」の淵源の1つだと、だれが何と云おうと、私ひとりだけは、声を大にして断言する。

浅学の身には、特に上方落語のことはよくわかりませんが、そういうこともあるのかなぁ。

2010年4月 5日 (月)

真打披露公演に

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窓輝さんの昇進披露も3回お開きになりました。

鈴本演芸場の初日には、まど音さんと窓蕗さんがいました。
先月30日の千秋楽は、まど深さんが駆けつけていました。
そして、昨日の末廣亭の初日は、円ドル・円フランご夫妻、びす太さん、まど舞さんの姿がありました。
お互いに普段の稽古場などでは度々顔を合わせているのですが、ああいうふうに寄席や落語会の客席で改まって会うと、ちょいと照れ臭いものですね。
でも、みんな落語が好きなんですね。

「世の中には落語好きがいるもんだね。でもね、本当にみんな披露に行ってるのかい?」
「行ってるさ。本当だよ。間違いないよ。みんな行ってるよ。だって、オレはみんなに会ってるんだから。」
・・とりあえず"皆勤賞"の流三でした。

さすがは紀伊國屋さん!

○月○日にご注文いただいた商品「△△」のお届け予定日がまだ確定しておりません。
継続して商品の調達に努めてまいりますが、調達不能な場合または入荷数の関係上キャンセルをさせていただくこともございます。
なお、発送手続き前のご注文は、お客様により、いつでもキャンセルすることができます。

Amazonから、上のようなメールを受け取ってから約10日。
あれから何の音沙汰も無いということは、まだ「あの本」は入荷していないということでしょう。
それならはじめから「在庫なし」って言えばいいのに・・・。

昨日、末廣亭に行く前に、紀伊国屋書店に立ち寄って、ダメでもともとと探してみたところ・・、ありましたよ
店員さんに在庫を尋ねることもなく、店内の書架にしっかりと鎮座ましましておりました


(*^-^) 「さすが紀伊國屋さんお前さんだ。「あの本」が手に入った。
あぁぁ、ありがとう~ぅぅ」って・・・・、思わず「浜野矩随」の台詞が出てしまいました。(尤も「浜野・・」では「若狭屋さん」ですが。)

早速購入して・・・・、Amazonはキャンセルしました。

ちなみに、Amazonの画面には
、「お客様がオンラインで求めるあらゆるものを検索、発見できる、世界で最も顧客重視のストア」を目指すとありましたが・・・地球上で最大級の品ぞろえ」なんて、そんなに頑張らなくてもいいから、とりあえず「あの本」だけでも発送してほしかったですねぇ。

真打昇進披露口上

昨日の口上は、高座下手から、進行役の林家正蔵・三遊亭金馬・(三遊亭窓輝)・三遊亭圓窓・鈴々舎馬風の各師匠が並びました。

金馬師匠のご子息は三遊亭金時さんです。
息子さんを噺家にした親の気持ちは、先日の木久扇師匠も同様、圓窓師匠と相通ずるものがあるのだと思います。
また、進行役の正蔵さんは、三代続く噺家一家ですから、馬風師匠を除いて、落語ファミリーが集った感じでした。

180px3tachibana_001落語もそうですが、披露口上でも、馬風師匠も、圓窓師匠も、毎回違う内容の口上を述べられている訳ではなく、同じような内容なのですが、毎回新鮮に感じるのは、観客の反応が違うからなのでしょう。

「好き嫌いだけでなく、良い・悪いの判断の出来る噺家になれ。」
圓窓師匠が一貫して窓輝さんに言い、観客にも窓輝さんに対する評価にも求めておられます。
この言葉は、今、圓窓師匠がライフワークにしている「落語の授業」でも、変わらずに流れている考え方・こだわりです。

新宿末廣亭

新宿末廣亭
本当に久しぶりに末廣亭に行きました。
一昨年までは、「末廣亭友の会」の会員になり、定期的に通っていましたが、勤務先が変わったたことと、安心して席が確保できない気がして、足が遠のいていました。
それだから寄席なんだ、と言われればそうなのですが・・。
また、最近は、ホール落語会や小さな会場での会も多かったので、客席から見上げる高座は、新鮮に感じました。
席数が限られているので、会場内整理係のお姉さんたちが、きっちり案内したり、空席をチェックしていて、先日の鈴本のような傍若無人前期高齢者はいません。
かわりに、混雑具合によっては、席を取ってあげるのは難しいかもしれません。
それにしても、昭和20年代に建築された建物は、いつ見てもいいものです。

2010年4月 4日 (日)

真打昇進披露

窓輝さん、新宿末廣亭の芝居の初日。
昼夜入れ替えのない末廣亭でゆっくり座って聴くのには、昼席から並ばないと・・と思いましたが、疲れとお尻の痛さと、日曜日の夜席だという理由で、4時頃入場。
昼席のトリの柳亭小燕枝師匠の「ちりとてちん」は立ち見でしたが、昼席が跳ねた時に座席を確保。
偶然、円ドル・円フランご夫妻と一緒になりました。相変わらず仲の良いご夫婦です。

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◆ 道灌        林家はな平
◆ 反対俥        三遊亭金兵衛
◆ ジャンバラヤ   柳家権太楼
◆ 近日息子     むかし家今松
◆ 動物園       三遊亭吉窓
◆ 権兵衛狸          金原亭馬の助
◆ 十徳                三遊亭圓窓
◆ 巷談                鈴々舎馬風
◆ 親子酒             三遊亭金馬
◆ 読書の時間       林家正蔵
◆ ねずみ             三遊亭窓輝

今日は、なかなか盛り上がりました。
権太楼師匠の「ジャンバラヤ」や正蔵さんの「読書の時間」などは大爆笑。
むかし家今松師匠の渋さ、金原亭馬の助さんの百面相が色を添えます。金馬師匠もお元気で、「親子酒」は大受けでした。
窓輝さんは、私の予想は「田能久」か「唐茄子屋」と踏んだのですが、予想ははずれて「ねずみ」でした。
「ねずみ」は、不肖乱志の持ちネタのひとつであり、唯一の仙台ものですから。

寄席のマナー

落語の"通"ぶったりする訳ではありませんが、落語に限らず、また気楽な寄席と言えども、相応のマナーというのはあると思います。
かくいう私も、反省することも多いので、他人のことをあれこれ言う資格はないかもしれませんが。ちょいと独り言を・・・・。

Zaseki

先月の鈴本演芸場の真打披露公演の時でした。
私は、右側の通路に面した席に座っていました。(か列ー15番)
左側の通路に面した同じ列の席(か列ー6・7・8番)には、前期高齢者の女性3人組が座り、開演してからずっとペチャクチャお喋りをしていました。
生憎、その間の席(9番から14番)には誰も座っていなかったので、非常に耳触りで気になっていました。
そのうちに、その前期高齢者グループの前に座っていた、これまた前期高齢者の男性が振り向いて、「お喋りするな」と一喝しましたので、いくらかマシになり、やれやれと思っていました。

しばらく経ったところ。ちょうど圓窓師匠が高座に上がった直後、その3人の前期高齢者の一番右側(8番)に座っていた一人が立ち上がりました。きっとトイレにでも行くのでしょう。
ところが、このババ・・いや女性は、仲間の座っている左側から出ず、私の所に来て「すみません。」。
お喋りで気分が悪かったこともあり、私は嫌な顔をしながらも、座席前のテーブルをたたみ、席を立って通しました。
(`ε´)

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師匠の噺が「洒落番頭」のマクラの最後にさしかかったところでした

・・・噺も佳境に入り、番頭さんの洒落の分からない旦那がかっかしているあたりでした。
「すみません。通してください。」 えっ? おいおいまたあのババ・・女性だよ。
私は、何分にも狭量なもので、かなり怒りが込み上げて来たので、小声で「後ろの席にも迷惑だし(こっちも気分よく聴いているのだから)、通路反対側の席(16番)が空いていますから、これ(師匠の噺)が終わるまで、そこにお座りになっていたらどうですか」と言いました。
するとかのババ・・女性。「・・じゃあ結構です」という捨て台詞を残し、一旦後ろに行って、左側の通路に回って、仲間が座っている所から席に戻りました。

ちょうど、高座の師匠が、「あぁ、さすが番頭さん。洒落が上手だ」のオチ。実に洒落にならない状況でした。

末廣亭などは、高座で演技中の時は、後方で立って待たされます。
また、どんな種類の公演でも、よほどのことがない限り、幕間や演者交代の時に離席するのがマナーでしょう。いわんや私語など。
あのババ・・女性も、気分が悪かったかもしれませんが、どうして気分を害することになったかなんて、一生分からないでしょうね。

やっぱり、戻って来たときも、笑いながら立ち上がって入れてあげるべきなのでしょうかねぇぇぇ。
私の狭い料簡では、残念ながらできませんでした。
口内炎がますます痛くなりました。

春爛漫

201004031142000世に様々な馬鹿げたことが起こっても、温暖化だの天候不順などと言われても、口内炎で苦しんでいるのがいても、「春」は来てくれます。

この週末は、いずこの桜の花の下も大混雑でしょう。

 願わくは 花の下にて 春死なむ その如月の 望月の頃

201004031115000_2千鳥ヶ淵には去年も行ってみましたが、あれから1年経つんですね。
早いものです。

昨日、日本武道館では某私大の入学式が行われていたようで、混雑に拍車がかかっていました。
こんなうららかな日の入学式なんて、良い思い出になるでしょう。

こんな201004031140000混雑の中では、なかなか桜の花を落ち着いて見ることもできませんが、ちょっとしたところに咲いている花は、じっくり鑑賞することができるものです。


国立演芸場の中席に出演した林家正楽師匠の紙切りで、観客から「あたま山」というリクエストが出ました。
正楽師匠は、淡々と「自分の頭の上に桜が咲いて・・という噺がありましたねぇ。」と言いながら、見事な「作品」を切り上げました。

201004031122000_2 

「あたま山」かぁぁぁ。
実は、私が落研に入部して初めて、先輩から与えられた噺です。
「なかなか面白い噺だから」なんて言われて・・・。
テープもなければ、ポピュラーな噺ではありませんから聴いたこともなく、唯一林家正蔵(彦六)師匠の速記があるだけ・・。
落語初心者・・・。
・・あまり思い出したくないというのが本音です。
1年生の頃、顔見せ発表会や大学祭で演って以来は、その後は一度もやっていません。

2010年4月 3日 (土)

国立演芸場4月上席

Img_0001 お花見に客足を取られたか、客席は6割程度の入り。

◆ 道具屋     柳亭市也
◆ 転失気     柳亭市江
◆ 長屋の花見  古今亭菊志ん
◆ 宮戸川     入船亭扇好
◆ 谷中慕情    古今亭志ん駒
◆ 転宅       柳亭市馬

市馬門下の前座の市也さんと二つ目の市江さん。
すっかり噺家さんらしくなりましたね。
市馬さんの「転宅」は何度目でしょうか・・。

なめた?話

これぞ落語"徘徊"!という話。юйфж・・。

先日、最近落語が好きになりつつある従妹のリクエストで、末廣亭と池袋演芸場の窓輝さんのチケットを郵送しました。
ところが、普通なら翌日には配達されるはずなのに、3日経っても届かないのです。
えぇ〜? そんなはずないのになぁぁぁ。
ここではっきりできないのが、寄る年波ってぇやつでして・・。

住所の誤記?
宛名の誤記?
郵便局のせい?・・
もしかすると投函しなかった?
いや、確かにポストに投げ入れたはず・・。

あっ!切手を貼らなかったかもしれない。
そう言えば、80円切手を舐めたか、記憶がありません。
であれば、「料金不足」で戻って来るでしょう。

もしそうだとすると、あの郵便物(封筒)は、ただで80円区間を往復した訳で、普通の郵便の倍の旅を、ただでしてきたことになります。実にあっぱれな奴ですね。

まだ分かりませんが、切手を貼らなかったのなら、随分"舐めた"話です。

千鳥ヶ淵から三宅坂

千鳥ヶ淵から三宅坂
九段下の駅から大混雑。
桜満開の春日和で、みんな考えることは同じです。
途中の英国大使館の中の桜も、皇居半蔵門の周辺も、目的地の三宅坂の国立劇場も満開です。
昨日の暴風にも散らなかった、逞しい桜花逞たちに敬意を表しながら、爽やかな散策ができました。

"結構"な話

玉三郎にはない?話を。

人間なんていうのは情けないもので、歯の一本、足の小指がちょいと痛い(>_<)だけでも、気力が萎えてしまうものですね。

先月下旬、寒さがぶり返した時がありましたが、風邪をひいてしまいました。
少し無理をしたので、なかなか咳が止まりません。
そのうちに、持病?の口内炎が唇の裏に出来てしまいました。
これだけならまぁ、よくある話なのですが、さらに、お尻に痛みを感じ始めました。(痔ではありません。)
右臀部の、座ると一番体重のかかる部分が固くなって、おできになったようなのです。
座る時はそうっと・・「痛っ!」。歩く時も、皮膚が動いて「痛っ!」。
落語の稽古は、口内炎とおできで、全くできませんでした・・・。

そんな訳で、今週は、口内炎・咳・おできの三重苦で、体調最悪・元気のない一週間。

入社式や新入社員の研修など、公式な席での発言やお喋りにも、大変苦労しました。
でも、口内炎の痛みで少し無口になったので、周囲はありがたかったかもしれませんよ。


臀部と口腔の話という、大変に結構(ケツ・口)なお話でした。

ここに極まれり?

昨年下野した某政党のベテラン代議士が、国会の本会議の採決の際に、自分だけでなく、空席だった隣の代議士の投票ボタンまで押したそうで、その責任を取って議員辞職したそうです。
えっ ただ辞職させ(す)るだけですか?
民主主義の精神を否定する、極めて重大な犯罪行為だと思います。
重いペナルティを課すべきだと思います。
しかも、このおっさんは閣僚経験も複数回あるというのですから、一応は"大物"ですよ。
本人は「魔がさした」と言っています。馬鹿じゃないの
国会議員のモラルも、遂に自らの権利と任務を否定するところまで堕ちてしまいました。

よく師匠が、「好き嫌いの判断だけでなく、良し悪しの判断が出来てこそ、人として一人前」と言われます。
にもかかわらず、本当に情けない大人がいたもので、それを罰することも出来ない取り巻きたちも、これに負けない子ども以下ですね。
論外・言語道断。物事の理の分かる人は、永田町や霞ヶ関にはいないようです。

2010年4月 2日 (金)

昔はものを思はざりけり

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あひ見ての のちの心にくらぶれば
           昔はものを 思はざりけり

・・百人一首の中の権中納言敦忠の作と言われる恋歌ですが、冒頭の「あひみての」を部分を変えると、実に自身の来し方を反省する言葉になり、よく「昔はものを思はざりけり」を繰り返したものです。

「昇進し」とか、「親になり」とか、その立場になってみて初めて知る心や景色に、「あ~ぁ、まだ人の道に暗いなぁ」という反省・・・。

何も分からない(であろう)新入社員を見ていて、改めて思いました。

「あぁ、まだ歌道に暗いな。」
「おぅ、角が暗いから提灯借りに来た。」

花形演芸大賞

平成21年度「花形演芸大賞」受賞者が発表されたようです。

     <大賞>  柳家 三三
     <金賞>  桃月庵 白酒

実に納得できる内容ですね。

稽古のコメント

師匠のブログに、先日の「ん組」の稽古会のコメントがアップされていました。

させ稽古。
 流三[浜野矩随]、骨董屋の若狭屋の口調が熱演しすぎではないかと思うほど。
稽古でも熱をいれて演るのは凄い。


普段から、「一人ひとりに感情を込めて」と言われているのと、マクラのところを褒めていただいたので、思わず力が入ってしまったのです・・・・。
そうなんです。落語は叫ぶ芸ではない。
ひそひそ話も聞こえるようにやらなければいけないし、江戸落語はお座敷芸だから、”騒音”を出してもいけない。
このほどほどが大変。
絶対音階とともに、このあたりのさじ加減は、素人には難しい・・・。

花嵐・・

花嵐・・〓
昨日あたり満開になった桜に、昨夜から暴風が吹き荒れています。春の嵐です。
通勤電車も、強風のために徐行運転。
運転を見合わせている路線もあるそうです。
わが会社でも、新入社員が入って来て、若やいだ雰囲気です。

2010年4月 1日 (木)

師匠の昇進披露の頃

2010033019000005 またまた先日稽古会で師匠からお聞きした話。

師匠が真打に昇進されたのは、昭和44年3月。41年前です。
窓輝さんが生まれる前の年ということになりますね。

この頃は、今のように複数の真打昇進は珍しかったそうで、師匠の時も一人だけの真打昇進でした。
・・・ということは、寄席の真打披露興行は、当然毎日がトリということになります。
しかも、当時は、国立演芸場はなかったものの、人形町末広や東宝演芸場があったはずですから、寄席定席6ヶ所で、それぞれ10日間の興行だったそうです。
60日間ぶっ通しで、寄席のトリを勤めるという・・、こりゃまた大変なことです。

師匠は、この60回の高座で、全て違う噺をお演りになったそうです。
・・・ということは、60の噺が完璧に出来なければいけない。
しかも、トリですから、前座噺などは出来ない。前に上がった師匠たちの噺とついてはいけない・・。
真打になるというのは、本当に至難の業だったということですね。

さらに驚くことに、この60日間のうち、50日以上通ってくれた女性ファンがいたそうで、師匠も後になって知ったそうで、「本当にありがたいことだよ。」と懐かしそうでした。


名人名演集・三遊亭圓楽②

五代目三遊亭圓楽師匠が中心となって開催されていた「にっかん飛切落語会」からの音源をCD化し、一門の弟子の噺家さんの座談や解説のついた企画の第2弾。

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圓楽師匠らしくマクラで面白い話題を振りますので、やや失礼ながら、これもお目当てです。

 ◇ 目黒のさんま         三遊亭圓楽

 ◇ 江戸桜心灯火〜助六伝   三遊亭圓楽 

「目黒のさんま」のマクラでは、にっかん飛切落語会を主宰する趣旨だとか、それに応えて有望な若手が育っているとか言う、その返す刀で、大正から昭和初めの年代の噺家さんが少ないことに危機感を感じているあたりに触れています。
先代の馬生師匠などが、固有名詞で語られています。
それから、本格派というのは、しっかり時間をかけなければ育たない。だから、それに力を入れる。ぱぁーっと売れる芸人さんも不可欠だが、こういうタイプの人たちは、黙っていても出て来るものだという・・・。
私にはかなり共感できる部分でした。   

自動車メーカー再編

200907261217000

我が愛車のメーカーがM&Aされて、某アジアの大国(新興国といわれる)のメーカーの傘下に入ることになりました。

自動車業界の合従連衡・分裂の歴史は、昨日・今日始まった訳200907201519000ではありませんが、何でもありの消耗戦の様子を呈して来ました。
日本が誇る(誇っていた)世界一のメーカーの騒動も、とりあえず治まったようではありますが・・・。

201001021144000今度開かれる東京モーターショーも、会場を幕張メッセから東京ビックサイトへ変更するそうです。規模がかなり小さくなる訳ですね。
昔、晴海で開かれていた頃は、日本の車は日の出の勢いでした・・・。

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