落語百選≪38≫
デアゴスティーニの「落語百選DVDコレクション」の第38巻。
噺家列伝は、五代目春風亭柳朝師匠。
四天王の一人、春風亭小朝さんの師匠、という呼び名がポピュラーですが、江戸っ子らしい噺家さんだったということでも評価の高い師匠です。
いま思えば、若くして倒れ、晩年は長い闘病生活で、本当はもっともっと目立つ存在になるべき師匠だったと思います。
林家正蔵(彦六)師匠の弟子なのになぜ春風亭なのかというのも、名跡襲名の”あや”ということでしょう。
学生時代に、テープで「付き馬」をよく聴きました。
あの長い噺を、あのテンポのあるポンポンというリズムで、いともあっさりと進めて行くのが印象的でした。
伝説にもなっている古今亭志ん朝師匠との会「二朝会」の高座を、一度聴いてみたかった・・・。 ◆ ろくろ首 柳家小里ん
◆ 百年目 立川談幸
「百年目」を聴きました。
談幸師匠らしく、はじめからかなりのハイトーンで、この長講で大丈夫かな?との心配も杞憂。
三遊亭とは雰囲気が違って、全体的にライトな雰囲気でした。
栴檀と南縁草のくだりは、いつ聴いてもいいですね。
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