東京かわら版
4月号は、「寄席演芸年鑑2010年版」が付いていますので、いつもより値段は高いのですが、定期購読の特典で、例月と同様に送られて来ました。
「寄席演芸年鑑」は、後でゆっくり読むこととして、やはり今春の落語協会の新真打4人の記事がメインですよ。
新真打インタビューの窓輝さんのページでは、インタビューの内容は、寄席や落語会の高座で聞いたことがあることが多かったのですが、「記者会見で師匠が感涙に声を詰まらせる場面があった」という部分には目が止まりました。
師匠が感涙にむせんだという話は聞いていませんが、弟子の、ましてや息子の晴れ姿を喜ばない師匠・親なんていませんから、感慨はひとしおだと思いますよ。
それよりも、2~3歳の頃の窓輝さんを、まだふさふさした黒い髪を分けていた師匠が、愛おしそうに見つめている写真がいいですね。
二人とも若い!(当たり前・・・)
ちょうど師匠が「五百噺」にチャレンジしている真っ最中の頃でしょう。
這えば立て 立てば歩めの 親心
はいはいしていた(二つ目の)愛息も、いよいよ立つことができるよう(真打)になりました。
後はしっかり歩いて(精進して大看板になって)欲しい。
…親心ですよ。
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