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2010年3月29日 (月)

蜃気楼龍玉

sun桃月庵白酒・隅田川馬石に続いて、五街道雲助師匠のお弟子さんが、またまた珍しい名跡を襲名するようです。

五街道弥助さんは、今秋に真打昇進予定ですが、昇進と同時に「三代目蜃気楼龍玉(しんきろう・りゅうぎょく)」に改名するそうです。

bottle初代は、2代目立川金馬の門になって立川金作の名で高座に上がり、のち蜃気楼龍玉に改名しています。
大酒飲みで、酒癖の悪さからトラブルを起こす事もあり、席亭から禁酒を促されても上手くいかず、遂には寄席への出演を差し留められてしまったりで、晩年は不幸だったようです。
ただし、人情噺の上手さは名人級で『水滸伝』『八百屋お七』『伴五郎』『雲霧五人男』『義士伝』などを得意としたそうです。

japanesetea先代は明治の人で、群馬県高崎の出身のようです。
最初は初代三遊亭遊輔の門で高輔、その後2代目三遊亭小圓朝門下で圓平。
さらに4代目橘家圓喬門下で三遊亭圓璃と改名。
圓喬の死後に独立し、最初の師匠の名であった2代目遊輔に。
1919年2月には「誠睦会」に属し、2代目龍玉を襲名。
落語は芝居噺を得意とし他にも筆もたち、風流も好み、俳句、都々逸も吟じ、即席問答なども巧みだったそうです。

それにしても、いろいろ珍しい名前を見つけるものです。eye
でも、歴代人情噺や芝居噺が得意だったようですから、雲助一門にはぴったりかもしれません。
でも「りゅうぎょく」って、ちょっと言いづらくないですか・・・sign02

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