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2010年2月11日 (木)

奇跡のリンゴ

会社の若手の研修の事前課題として、参考図書を指定して読ませなくてはいけないのですが、選定に迷いました。
活字離れが甚だしいといわれる世代に、参考図書というのも押し付けがましい部分もあるのですが、こういう機会でも与えないと、本など読まないのではと・・・。
今までは、ビジネスもの、自己啓発ものが多かったようですが、今回は少し趣向を変えてみようという訳で、「奇跡のリンゴ」というのを選んでみました。

それよりも、参考図書に指定したからには、私自身も読まなくてはいけないということに気がつきました。

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「絶対不可能」を覆した農家Kの記録、という副題が付いています。
NHKテレビの「プロフェッショナル仕事の流儀」で反響が物凄かったんだそうです。
へぇ~、ちっとも知りませんでした。
私がこの番組で知っているのは、※柳家小三治師匠の回だけですから・・・。
※2008年10月14日放送
≪笑いの奥に、人生がある≫
落語家は人を笑わせる職業。しかし、小三治は無理やり人を笑わせようとするのは、本物の芸ではないと考えている。
小三治は、かつて師匠の五代目小さんから、お前の噺(はなし)は面白くないと言われ、深く悩んだ。
Photo03落語の面白さとは何かを追い求めている中で、伝説の名人、古今亭志ん生の言葉を聞く。
その言葉は「落語を面白くしようとするには、面白くしようとしないことだ。」
落語自体が持っている面白さを素直に演じることで、無理やりうけようとしない。小三治はそれ以来、本物の芸を突き詰めている。

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