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2009年12月 1日 (火)

名跡は誰のものか・・?

Encho2_s 一部の落研OBでやっているML「晴坊会」では、「噺家の名前は誰のものか」というテーマが話題になっています。

圓楽師匠が亡くなった直後、七代目圓生の襲名に関する報道があったこともあり、関心が高まっているようです。

今まで、何かにつけて、まぁまぁと、曖昧・成り行き・先延ばしをよしとして来た部分のある斯界で、ルールなどを作ることなどやって来ませんでしたから、特に襲名などで揉めることが多いようです。

歌舞伎のように「家」のものでもなく、大相撲部屋のように「株」になっている訳でもなく、選挙や推薦で決められる訳でもなく・・・。

しかし、少なくとも、遺族だけのものではないだろうという点は、共感されているようです。
一門、協会、遺族、場合によっては寄席の席亭も加わって協議・検討するとか、何か必要なのでしょう。
もたもたしていると、誰かが大名跡を商標登録してしまい、誰も使えなくなってしまったりして・・・。

でも、素朴に、大名跡は、止め名にしたりせず、その時代のマジョリティが納得する芸を持つ人に、営々と襲名して行ってもらいたいと思うのですが・・・。

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