日本人が忘れちゃいけない・・
この本は、以前に紹介したことはあるのですが、なんと私が登場している本なので、改めて勝手に宣伝したいと思います。
本書の内容紹介文を見ると・・・。
日本人にこれだけは覚えておいてほしいという願いを込めて厳選した約25の噺について、現代人に通じる古くて新しい解釈を披露する。
「正直であること」「欲張らないこと」「夫婦喧嘩を大いにすること」「年をとったら堂々と赤ん坊に戻ること」」「生き死にの冗談は言わないこと」等、現代日本が忘れてしまった美しい心を笑いとともに取り戻す。
幻の名演《替わり目》特別CD付き。
私(流三)が登場するのは108ページ。
師匠との「三方一両損」のオチの創作の部分です。
お白洲で膳を食べ、「多かぁ(大岡)食わねぇ」「たった一膳(越前)」と言うところを、ストーリーに必然性がないので変えようという・・・。
そこで、越前守が二人を引き止めて、「毎日喧嘩ばかりせず、(今回のように)」正直を続け、善を尽くせよ。」と言うと、「多かぁ(大岡)できねぇ。」「一日一善(越前)」としました。
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