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2009年12月31日 (木)

心ない行動

tv 政権が交代した象徴ともいえるのが、「Yダム」だと思いますが、何ともやりきれない話を聞きました。

「あれが無駄の象徴ですか」「まだ工事やっていたんですね」。
12月下旬の休日、Yダム広報センター「Y館」では、代替地建設現場を背景に、写真撮影に興じる観光客らの姿が。

M国土交通相が、ダムの建設中止を明言したのは9月17日。激しい反対運動を経てダム建設を受け入れたにもかかわらず、建設計画が白紙に戻される異常事態は、政権交代の象徴的な出来事として、日本中の注目を集めました。

この反響は「Y館」にも表れます。 9月以降、休日ともなると駐車場は満車状態が続き、他県ナンバーの車や観光バスの姿が目立つようになり、来館者は11月だけで2万9820人、昨年1年間の総数2万4647人を1カ月で超えてしまいました。

ただ、地元住民の思いは複雑で、水没予定地区の女性は、「同情を示してくれるが正確に理解している人は少ない」とため息をついているのです。

理解されないだけならまだしも、地元役場や水没予定地区のK温泉の旅館などには「地元はゴネているだけだ」といった中傷の電話が相次ぎ、同町の男性職員は「地元が造ってくれと言ったのではない。
下流の人を洪水から救う名目で泣く泣く決断した。それをいくら説明しても全然聞いてくれない人もいる」と漏らしています。

少なくとも、内容や経緯をろくに理解もせずに、物見遊山で行ったりするのは、傷口に塩を擦り込むようなものですよ。
中傷の電話などに至っては、本当に言語道断です。

pc 最近のテレビなどでは、例えば新橋の駅のSL前などでインタビューをしたり、様々な世論調査を行ったりしています。
そもそも全く知らない人が、感情や他人から言われるままの情報で、偉そうにコメントしていますが、あのデータの不確かさといったらないでしょうね。
でも、それが大衆の、庶民の意見、場合によっては世論と取られてしまう危険・・・。恐ろしいものです。

興味を持つことは重要ですが、その表わし方は他にあるはずで、地元へは、もっと静かに見守ってあげるのがマナーだと思います。

movie学生時代のテレビ局のアルバイトで直面したシーンを思い出します。原子力発電所の建設の是非を巡る、地元の漁業協同組合の総会の場所でした・・・。
この話は、別の機会で申し上げることにします。

poutあの時、石つぶてを持って追いかけて来た、あのおばあちゃんの言葉が忘れられません・・・。

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