戦後落語史
吉川潮さんの著作「戦後落語史(新潮新書)」。税込735円。
「志ん生から談春まで。これ1冊で60年総ざらい。」という副題です。
紹介文では・・・、その時、円生が怒り、談志と志ん朝は動き、円楽は耐えた……。落語界最大の抗争、落語協会分裂騒動とは何だったのか。
志ん生、円生の復帰、ラジオ、テレビによる人気の沸騰、立川談志一門の協会脱退、寄席の衰退と復活。
落語史に残る大事件から、時代を象徴する噺家の栄枯盛衰まで。
四十年以上、「東京」の落語を見続けてきた演芸評論の第一人者による戦後落語史。
現在の落語界が見えてくる格好の入門書。
早速読み始めました。
何と言っても、学生時代の落語協会分裂騒動や、それ以降の斯界の数々の出来事を、おさらいしてみたいと思います。
・・・ただし、吉川さんは「立川流びいき」のはずだから、そのあたりは掛け目をかけて読み進めることにしましょう。
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