万年前座
立川流の前座立川キウイさんの本。
修業とは理不尽に耐えること。その努力は実を結ぶと、世間はいうけれど……。
桃栗3年、柿8年、キウイは前座を16年――。厳しい昇進制度で知られる落語界のエリート集団「立川流」に、前代未聞の落ちこぼれがいた。三度の破門、記録的な前座期間に加え、談志へのしくじりは数知れず。蹴られても突き放されても、決して談志の弟子を諦めない。抱腹絶倒にして七転八倒の前座生活を余すところなく綴る。
大相撲の大関魁皇の幕内勝星が歴代トップに近づき、同じく千代大海が大関在位の記録を更新し、表向き大記録とも言えるのかもしれませんが、申し訳ありませんが、諸手を挙げて称賛しようという気持ちになりません。
それは、潔さがないから、日々がその地位に相応しいと言えるパフォーマンスになっていないからです。
キウイさんも、家元やご本人の洒落でもない限り、なんでかねぇと思いますよ。
あまり読みたいとは思いません。気分がよくありませんよ。
確か、キウイさんは、「破門」という本でも登場していた気がします。
自虐的な人生、きつい洒落のような取扱い・・・・。
私には受け入れられないなぁ。
落語家は、実力だけの厳しい世界。そんな厳しい世界を、現代の若者たちはなぜ選ぶのか。彼らは何に魅力を感じて落語家になるのか…。立川談志のもとで咄家を志す若者達を、新聞記者が取材する。
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