« されど、鶯は鳴きやまず | トップページ | 三遊亭窓輝真打記念落語会 »

2009年12月 8日 (火)

「落語」創刊号に寄せて①

Img_0002_2 またまた驚きがありました。

専門誌「落語」の創刊号巻頭に、「『落語』創刊号に寄せて」という記事があります。
当時の落語芸術協会の桂米丸師匠の以下のようなコメントを見つけて、びっくりしてしまいました。

つい先日、あるTV局主催の全日本学生落語名人戦が行われ、その審査員の一人を務めた。学生諸君の熱演は活気を呈し、なかには自分で作った落語を披露し、やんやの喝采を浴び、審査員一同も圧倒された。・・(以下略)・・

これは、日本テレビが主催していた、「第2回・全日本落語名人位決定戦」のことだと思います。確か、この時の優勝者が、東海大学の落研にいた、現春風亭昇太さんではないかと思います。
私は、記念すべき第1回に出場したので、米丸師匠が仰る熱気や雰囲気がよく分かります。
私が出場した時も、米丸師匠は審査員として、客席の正面に座っていらっしゃいました。
私は、同じく審査員だった柳家小さん師匠から講評を頂戴したことは、以前もご紹介したとおりです。

今までは自分の記憶の中だけにあった出来事が、客観的な資料などで裏付けされることは、ささやかながら、私も歴史の1ページに一瞬関わっていたということで、ドキドキして来ますね。

« されど、鶯は鳴きやまず | トップページ | 三遊亭窓輝真打記念落語会 »

らんしのしんら」カテゴリの記事