古本「落語界」②
もう一つは、昭和58年11月刊「11月晩秋号~創刊10周年記念号」。
当時の数少ない落語専門誌の10周年記念号です。
この号の内容での興味は、立川談志師匠の落語協会脱退の動静と、「東西落語界・激動の10年」という特集です。
談志師匠のこともさることながら、昭和49年から58年の10年といえば、私の学生(落研)現役時代が丸ごと入った10年ですから、初めて落語に出会った頃の出来事が分かります。
ここでも、三遊協会設立(落語協会分裂騒動)、談志師匠の落語協会脱退(立川流旗揚げ)は、大きな出来事ですね。
それから、真打試験制度の導入と昭和の長老や名人たちの死のニュースも。
今輔(51年)・文治(53年)・柳橋と圓生(54年)・三平と小円遊(55年)・彦六と馬生(57年)といった大師匠ばかり。
« 「ラジオ寄席」スペシャル | トップページ | 圓楽一門落語会へ行こう・・ »
「書籍・CD・DVD」カテゴリの記事
- 新曲発売日(2020.07.22)
- 上方落語四天王の本(2020.06.15)
- 落語暦(2020.05.23)
- 「緊急事態宣言」の歌(2020.05.19)
- からぬけ落語用語事典(2020.05.15)