乱志の落語徘徊・参
◆素人落語連
落語を聴くようになると、自分でも演りたくなるのも人情で、「やりたがり屋」の芽が出て来るのは当然の成り行きでした。
「『駄楽・乱志二人会』をやろうよ」と約束した直後に急逝された、落研草創期の大先輩の故岡田晴彦(初代麻雀亭駄楽)さんが残してくださったのが、三遊亭圓窓師匠とのご縁だと思います。
三遊亭圓窓師匠とわが落研とは、草創期からお付き合いを続けていただいています。 また偶然にも、師匠も今年で芸歴50周年になりますから、落研とは”同級生”ということになります。
草創期の大先輩のおかげで、圓窓師匠から直接稽古をつけていただけることになり、「落語っ子連」という素人落語グループの仲間入りをし、毎月ご指導いただいています。
入門にあたり師匠から「三流亭流三(さんりゅうてい・りゅうざ)」という名前を頂戴し、私は学生時代の「金願亭乱志」と「三流亭流三」のふたつの名前を名乗る”ハイブリッド素人落語家”になりました。
師匠との会話や稽古には、落研時代の独りよがりや自己流では到底気がつくことのなかった大切なことや、落語の「料簡」がどっさり盛り込まれていて、いつも多くのことを学ばせていただいています。
また、「紀伊國屋寄席のトリで演る予定の『火事息子』の新しいオチを考えてみよう」だとか「『三方一両損』のオチを作り直してみよう」など、師匠から直球が投げられることもあり、稽古に加えて、メールやブログを通じた触れ合いも、本当に楽しいものです。
落語界の大看板の息吹を間近に感じることのできる幸せを大切にし、そして、もっともっと落語が上手くなりたいと思っています。
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